教育

育児は楽しい!シリーズ①

子育ての悩みに、一筋の光を。

(2017年4月13日号掲載)

育児に疲れていませんか?

子どもが生まれるのはとても喜ばしいことです。新しい命の誕生は輝かしく、これから歩む夫婦の、家族の人生に、かけがえのない希望を抱かせてくれます。しかし、いざ育児を始めてみると、今度はさまざまな悩みごとが生まれてきます。特に初めて親になった人であるなら、何をどうすればよいのやらさっぱりわからないという方もいるかもしれません。それまで当たり前にあった自分の時間が無くなるという環境の変化。子の成長につれて発生してくる諸々の問題。その上に家事もこなさなければならず、困惑と混乱に苛まれ、精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまうケースだってあります。

子育てに正解はないという厄介さも、問題を複雑にする要因の一つです。どうすれば、自然に心のわだかまりを解消できるのか。胸の内で独りきり、悶々と悩み続けているお母さんも、きっといるのではないでしょうか。

相談できる場を持とう

そんな母親たちに救いの手を差し伸べている施設が、浜松市にあります。子育て支援ひろば〈カンガルーのおうち〉です。

平日は0歳から3歳までの未就園児とその母親の交流の場として開放されている同施設では、子育てに関する多様な資格を有した支援担当職員と臨床心理士が交代で在中し、母親たちの悩みを解決するあらゆる支援を行っています。職員の田熊恭子さんにお話を伺いました。

「やっぱり"子育て"って、誰も教わってこないじゃないですか。だから得体のしれない恐怖感と責任感でがんじがらめになってしまう人も多い。ここではただ悩みごとに答えるだけでなく、実際に24時間何をすればいいのかハウツーを教えるプログラムまで、幅広い支援をしています。毎週金曜日には、事前申し込みなしで発達や育児の悩みに答える個別相談も受け付けています」

参加型の支援プログラムでは乳児との接し方、2~3歳の子どもの適切な"しつけ"、親自身の悩みを解消する、等々成長過程やケースに合わせて対応しており、申し込みは毎回定員に達しています。参加者からは「同じ悩みを持つ人がいると知り、気持ちが楽になった」「子どもは一人でいいと思っていたけど、二人目を考えてみようかと思う」など、育児にネガティブだった人からポジティブな意見が聞かれているようです。

子育ての悩みに直面したとき、〈カンガルーのおうち〉のような施設に相談してみることは、もしかしたら出口のない答えの一筋の光になるかもしれません。次回からは各プログラムの活動を取材し、子育ての心得を紹介していきます。

(5月11日号に続く)

子育て支援ひろば カンガルーのおうち

浜松市中区佐藤二丁目22番1号 TEL:090-4217-8706(ひろば専用)