特集

気品高く優雅に、満開の百合が迎える

(2018年6月7日号掲載)

世界約150種200万輪の百合が初夏の風に揺れる「可睡ゆりの園」が先月末にオープン。7月8日(日)までの期間中、豊かな表情を見せる百合たちの競演を楽しめる。

見頃はいつでも時期ごとに違う百合を楽しんで

2017年フォトコンテスト 準特選「かがやきの丘」 丹羽祥方さん 6/14 撮影
2017年 特選「ゆりの涙」 石原福子さん 6/28 撮影
2017年 特選「夏への入り口」 橋田知和さん 6/4 撮影

細い茎に大きな花が風に揺れる姿から「揺り」が変化し「百合」と呼ばれるようになったとも言われる百合。昔から美しい女性に例えられるほど優美で凛としたしなやかさを持ち、見る者の心を奪う。

そんな百合たちが競うように咲くのが袋井市の「可睡ゆりの園」。今年も開花の時期を迎え、およそ一カ月の開園期間中、3万坪の敷地に広がる世界約150種類、200万輪が次々と開花し初夏に彩りを添える。6月中旬までは色鮮やかなすかしゆり系の品種、そこからは淡い色と芳醇(ほうじゅん)な香りを放つオリエンタル系の品種が見頃となり、期間中いつ出かけてもその時々の百合が楽しめるようになっている。

散策後はちょっとひと休み。園内には休憩所や茶屋、売店などがあり、子ども連れから年配の方まで幅広い層でにぎわっている。名物「ゆり根の天ぷら」を味わうなら食事処へ。甘くホクホクとしたゆり根の食感はやみつきになること請け合いだ。池や滝を配した美しい日本庭園が眺められる甘味処の桟敷席もおすすめ。ここでは抹茶やお菓子で一服を。花と緑に包まれた百合の楽園で、一日ゆったりと癒やしのひと時を過ごそう。

どこを撮っても絵になる空間フォトコンテストに気軽に応募を

百合の色は白、黄色、オレンジ、ピンク、赤と主に5色あり、1色だけで織りなす空間や5色が虹を描いたように咲くエリア、複数の色が入り混じるカラフルな場所など見どころがたくさんある。大輪の花を間近で、日本庭園様式の湖畔から、丘を登って上からなど、どこを切り取っても絵になる風景ばかり。フォトジェニックな空間を歩きながらお気に入りの場所を見つけてほしい。

同園で開催されているフォトコンテストは、例年6000枚もの写真が集まるという人気の高いイベントだ。コンテストと聞くと敷居が高そうに思えるが、高価な一眼レフを抱えたカメラ好きばかりが応募しているわけではないとのこと。「写真の技術はあまり重視していなくて、百合本来の姿をありのまま撮ってもらえればOK。昨年の大賞は女性がスマートフォンで撮影した作品でしたよ」と広報の藤塚さん。きれいだなと思ったら感性でパチリ、SNSに投稿するような気軽さでコンテストに参加するのも楽しそうだ。実際に目で見てファインダー越しにと、今年は様々(さまざま)な角度から百合の美しさを堪能してみたい。

百合の見頃は、6月初旬〜下旬。

2017年
静岡新聞社・静岡放送賞
「白ゆりの誘惑」
松浦幸子さん 6/18 撮影
2017年
準特選
「巨木とこぼれ日」
大島健司さん 6/9 撮影
2017年
準特選
「木陰」
秋山俊行さん 6/9 撮影
地元スイーツマルシェを開催

6月2日(土)~17(日)は地元スイーツマルシェを開催。地元で人気のスイーツ店が集合します。お土産には、直売所にて販売される百合の苗をどうぞ。

可睡ゆりの園 フォトコンテスト作品募集中
  • テーマ/園内風景・スナップ写真・園内の花・可睡ゆりの園をPRするにふさわしい作品
  • 期間/開園中(7月8日まで)
  • 応募サイズ/カラー4切プリント、カラーA4プリント
  • 応募枚数/一人5点まで
  • 注意/データを加工した作品は無効となります
  • 応募締切/平成30年7月31日(火)必着

※大賞賞金30万円など合計121名に賞が贈られます

可睡ゆりの園(www.yurien.jp)

袋井市久能2990-1
0538-43-4736

開園期間/7月8日(日)まで
9:00~17:00

料金/大人1000円・小中学生300円
(駐車場500円)