特集

磐田市長インタビュー

安心して暮らせる磐田市へ

(2021年8月26日号掲載)

令和3年4月24日、県内最年少市長となる39歳で磐田市長に就任した草地博昭新市長に、磐田市への思いや今後のまちづくりなどについてお話を聞きました。

市民の皆様へ

市長
対談を始める前に、磐田市の市民の皆様、事業者の皆様には、この1年半の間、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご理解とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。また、医療の最前線で献身的に治療や看護等に当たられている医療従事者の皆様におきましては、市民を代表して心から感謝申し上げます。
現在、磐田市ではワクチン接種を希望される全ての方が速やかに接種できるよう、ワクチン接種を進めております。一日も早い収束を願うばかりですが、今なお警戒が必要な状況にあります。今後におきましても感染予防対策を継続しながら、感染収束に向けた取り組みを進めてまいります。皆様にも引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

世界に通じるわがまち磐田の誇り

磐田市長
草地 博昭(くさち ひろあき)

1981年5月1日生。40歳。磐田市出身。国立豊田工業高等専門学校を卒業。NPO法人磐田市体育協会にて事務局長を務め、2013年に磐田市議会議員に初当選。趣味/スポーツ観戦、歴史探索

井川
市長は磐田市ご出身で、地元愛がかなり強いとお聞きしています。磐田のまちにどんな印象をお持ちですか。
市長
まずは「スポーツが盛んなまち」ですね。1993年、私が小6のときに「ジュビロ磐田」が創立されたことは自分の中で大きな出来事でしたし、磐田の誇りだという思いは、今も変わらず持ち続けています。もちろんサッカーだけでなく、ラグビー、そして、水谷・伊藤ペアがオリンピックで金メダルを獲得した卓球など世界に誇るスポーツがあります。
井川
「ジュビロマラソン」の盛り上げにも貢献されていますよね。
市長
私が関わったのは第8回大会からでした。当時も、マラソン大会を通じて参加者にもっとジュビロを好きになってもらいたい、市民の皆さんにもジュビロのまちを誇りに思ってもらいたい、そんな思いでスタッフと一緒に大会づくりに取り組んでいました。
井川
市長に就任される前から、磐田のブランド価値を高めようと考えていらしたんですね。
市長
私はもともと自分が生まれた磐田の良さを探すことが好きなんです。毎日時間さえあれば全国各地のまちの取り組みなどを研究して、もし自分だったら磐田に対してどんなことができるか、市民に何をしたらもっとまちを好きになってもらえるか、そんなことを考えて過ごしています。
また、歴史にも興味があって、例えば、磐田市役所の隣には「国分寺跡」があります。国分寺は700年代に聖武天皇が疫病などの災いを抑えるために全国に造った寺院です。その場所に今も市役所が建ち続けているということは、昔から政治と文化の中心地がほとんど変わらず、ここでずっと同じ営みが培われきたと思うと、感慨深いものがありますよね。

「安心」をキーワードに

井川
国分寺が人々の心のよりどころになっていたという、そんな歴史があったんですね。
市長
振り返ってみると、私たちは心の安定を求めることで病気を抑えてきた長い歴史があります。そこに西洋の技術が入ってきて、病を治してきましたが、体を治しても心までは治らないと気づき始めているんです。
ですから、私は心の安定、すなわち「安心」というキーワードを大切にしたいと思っています。安心というのは、不安な要素を取り除くこと。それが政治であり、行政の仕事だと受け止めています。例えば、情報をお届けする場合にもいろいろなツールを使いながら、市民の皆さんが安心できるところまで落とし込んで、わかりやすくお届けしたいと考えています。
井川
市長はSNSを活用して、ご自身の言葉でどんどん発信されています。先日はイクボス宣言もしていらっしゃいましたね。
市長
はい。私自身がイクボスとなり、率先して働き方を変えていくことで、市内全体にイクボスを広げ、子どもを生み育てやすい環境づくりを進めたいと思っています。また、不登校支援や発達支援についても、支援が分断されずに、次の段階へと引き継ぐ連携を強化するとともに、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりにも力を注いでいきたいと思います。

人が集まる魅力あるまちを目指して

井川
磐田市の産業についてはいかがですか。
市長
製造業のまちなので、自動車やバイクはもちろん、楽器も注目すべき産業です。というと、浜松市と重なりますが、ピアノに関していえば、日本のピアノのほとんどをこの遠州で製造しているわけですから、これはもう遠州の産業の特徴といっていいんじゃないでしょうか。さらに、管楽器も磐田に製造工場がありますから、日本のオーケストラは磐田がなければ成り立たない、ぐらいに思っています。
井川
では、これからの産業についてはいかがお考えですか。
市長
新しい産業というのはおそらく「これがあれば世の中に役立つ」とか、「今ある技術をこう変えれば、より豊かで便利な社会になる」と考える数人の力によって生まれると思うんです。そのような人材を育てるまちに磐田をしていきたいという思いがありますね。そのためには、学びの環境を整えることも一つですし、「磐田に行けば面白いことが起こる!」と多くの人が集まってくる魅力あるまちにすることも一つだと思います。

なんでも相談できる場所にしていきたい

SBSラジオ「磐田情報局」キャスター井川 絵美(いがわ えみ)

浜松市在住、二児の母。

市長
そもそも私の家は「まちの電器屋」をしていました。エアコンを入れたり、テレビを替えたり、電化製品というテクノロジーを使って生活を変えていく、ということを私の父や祖父はなりわいとしていたわけです。困ったことがあると電話がかかってきて、相談に乗りながら対応する。私は子どもの頃から家業を手伝いながら、何が人の役に立つのかを経験してきましたので、今でも電器屋さん、まちの便利屋さんのつもりでいるんですよ。政策や予算や法律などで生活を変えていくのが、現在の私の仕事だと思っています。
井川
まちの電器屋さんの感覚で声をかけてもいいのでしょうか。
市長
もちろんですよ。同様に市役所も「なんでも相談できる場所」にしていこうと思っています。
井川
不安なときや困ったとき、すぐに相談できる場所が身近にあるというのは、とても心強いです。
市長
市民の皆さんの声にじっくりと耳を傾け、対話を大切にしながら、皆さんにとって「安心できる市役所」を目指していきます。

4つの大きな変化とその対応

  • 人口減少・少子高齢化社会への対応
  • デジタル社会への対応
  • SDGsの考え方と自然環境への対応
  • コロナ禍への対応

私の目指す市政についての5つの柱

子供たちの安心
〜子どもたちをど真ん中に「安心できるいわた」〜
暮らしと健康の安心
〜歳を重ねても、障がいがあっても、病気になっても「安心できるいわた」〜
まちづくりと防災への安心
〜将来まで暮らしが「安心できるいわた」〜
未来と仕事の安心
〜10年後へ向け価値を創造し「安心できるいわた」〜
安心できる市役所づくり
〜市役所を「判断する場所」から「相談できる場所」へ〜

※所信表明は磐田市公式HPで閲覧できます。

ラグビーのまち磐田 「静岡ブルーレヴズ(旧ヤマハ発動機ジュビロ)」の本拠地であり、子どもたちのラグビー熱も高い
卓球のまち磐田 東京2020オリンピックで金メダルを獲得した水谷・伊藤ペアの出身地であり、卓球のまちとして注目される
サッカーのまち磐田 ジュビロ磐田の選手も参加して行われる、磐田ならではの「ジュビロ磐田メモリアルマラソン」
2011年より子どもたちの健全育成を目的に、磐田市全小学校の5〜6年生がジュビロスタジアムで一斉観戦を行っている
ひと・ほんの庭 にこっと 子育てをするすべての人を応援する子育て支援施設
磐田市中央図書館

矢奈比賣神社(見付天神) 霊犬「悉平太郎」伝説で知られ、学問の神様としても有名
旧見付学校 明治8年に落成した現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎。国史跡にも指定
遠江国分寺跡 奈良時代に聖武天皇の命で建てられた国分寺の跡。国の特別史跡になっている
小学校で使われている副読本(左)
磐田市情報館

観光や産業の情報など磐田市のさまざまな魅力を発信する

磐田市の広報・PRに大活躍の「しっぺい」

市内に伝わる霊犬伝説「悉平太郎」をモチーフにした磐田市のイメージキャラクター

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