グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

粘土気分ででっかいピザづくり

(2017年4月13日号掲載)

新コーナーではずぼらな母とやんちゃ盛りの男の子二人がクッキングに挑戦します。食への関心や興味を持つきっかけになるのはもちろん、親子での楽しい作業は会話もはずみます。簡単なものを作るだけでもきっと新しい発見あるはず!

二人とも興味津々 まずはやってみる

子どもに料理を手伝わせるって実は面倒くさい。材料を用意して付きっきりで、その上時間がかかる!でも最近子どもたちは興味津々。5歳の長男は料理道具が面白いらしく、どうやって使うのかと質問攻め。2歳の次男はスーパーで野菜や果物の名前を当てるのがお約束。それならやってみましょうか。

慎重派の兄と大胆な弟 その違いが顕著に

まずは生地の準備。強力粉や塩など計量をやってもらうと、細かい性格の長男らしくスケールの目盛とにらめっこ。「数字読めるよ!50(g)になった!」と自慢げな顔。次男は「ボクも!」と兄を押しのけボウルの中身がこぼれそうになる。

「タマネギとピーマンを細切りに」と言えば、ゆっくり着実に切る忠実な長男。対して初包丁の次男は添えている私の手を巻き込みそうになりながら、ダンダンとお構いなしに切りまくる。2歳児には少しハードルが高かったかしら(笑)。

そして形成作業。二人とも「粘土~!」と言いながらペタペタこねこねし、一番楽しいと子供らしく本領を発揮している。ここでも弟は麺棒を縦に持って勢いよく叩き、それを制する兄。やり方ひとつとっても兄弟のキャラが出ているなぁ。

自分で作った満足感 遊びの中で感性が育つ!?

印象的だったのが「捨てないで!」とピーマンの種を大事そうに取っておいた長男。どうやら彼は植えて育てようと思っているらしい。大人なら迷わず捨てる種も子どもにとっては宝物なのだ。その感性がやけにまぶしい。そしてオーブンで焼いている時の次男の、椅子に乗って背伸びしてのぞき込む様子ったら!きっとワクワクしているのだろう。

料理って想像力を豊かにしてくれるって聞いたことがあるけれど、本当だなぁと実感した。遊びと思っていようがその中から少しでも何かを感じてもらえたら嬉しいと思う。

嫌いなピーマンも完食し、パパにも作ってあげたいとやる気の子どもたち。「自分で作ったのおいしい!」。こんなに喜んでくれるならまたお手伝いしてもらおうかな。ただし時間のある休日にお願いします。

(ライター・鈴木詩乃)