スポーツ

小学生BMXライダー

密岡君が全国で活躍中!

(2018年3月1日号掲載)

自転車を巧みに操り、華麗な演技を競い合うBMXフリースタイル。磐田市の小学5年生・密岡奏央(そお)君は、全国・世界の大会で好成績を収めている注目株のライダーだ。

世界大会で準V

BMXとは「バイシクル・モトクロス」の略。もともとはオートバイのモトクロス競技を、自転車で行えるようにアレンジしたのが始まりだという。コースでスピードを競い合う「レース」のほか、技の難易度を競う「フリースタイル」競技が人気を集めている。

磐田市の密岡君は、BMXのフリースタイル競技に熱中する小学5年生。小学1年の時、動画サイトで見たプロのパフォーマンスに魅了されて以来、数々の大会に出場し、優勝などの好成績を収めてきた。昨年は3つの全国大会でキッズクラス2位を獲得。中国・成都で行われた世界大会にも出場し、準優勝に輝いた。

「海外の選手はみんなダイナミックで技数も多かった。表彰台に登れるとは思っていなかったのですごくうれしい」

競技はジャンプ、回転、ターンなど、多種多様なトリック(技)を繰り出し、審査による得点で順位を決める。密岡君の十八番は「フレア」。バイクで斜面を駆け登り、空中に飛び出して回転、体をひねって着地するというアクロバティックなトリックだ。小学生では密岡君以外にできるプレイヤーはいないという。

平日は父親が自宅の庭に作ってくれた、専用のパークで練習。週末は静岡や名古屋、三重、東京、京都などへ遠征する日々を送る。各地にいるトップ・プレーヤーたちに直接教えをこうこともしばしば。「フレア」もジュニア世代の世界王者・中村輪夢選手から伝授された、とっておきの技だ。

「もっとジャンプ力を付けて、技の数を増やしたい。将来はオリンピックに出るのが夢」と密岡君。BMXフリースタイルが2020年東京五輪の追加種目に採用され、ますますやる気がみなぎっている。


Profile
密岡奏央(みつおか・そお)
2006年、磐田市生まれ。小学1年からBMXを始め、初めての大会のキッズクラスで優勝。数々の国内大会に出場し、好成績を修めるほか、全国各地でジャンプショーも披露している。2017年、FISEWorldジュニアクラスで2位を獲得。