教育

母校の自慢行事 第65回

湖西市立 鷲津小学校

(2017年11月2日号掲載)

湖西市立鷲津小学校は毎年、川根本町で製茶販売を営む小籔幸子さんを招いて、感謝の会を開いています。小籔さんは同校の卒業生で、昭和47年からお茶を学校に寄贈し続けています。

児童会の子どもたちの歓迎を受ける小籔さん。45年もの間、母校にお茶を贈り続けてきた

小籔さん、ありがとう。お茶をおいしく飲んでるよ。

9月26日の昼休み、鷲津小学校の体育館に全校児童が集まりました。今日は小籔さんをもてなす「こやぶさん ありがとうの会」の日。館内に小籔さんが入場すると、子どもたちは大きな拍手で出迎えました。

鷲津小出身の小籔さんは、川根本町の製茶販売「こやぶ園」に嫁ぎ、28歳の時から母校へお茶の寄贈を始めました。子どもたちにお茶を送り続けて45年目を迎えます。

そんな小籔さんに感謝の気持ちを伝えようと、同校では毎年「ありがとうの会」を開いています。会を企画する児童会の子どもたちは、夏休みに川根本町にある小籔さんの製茶工場を訪問。店主から直接話を聞き、お茶作りの苦労や、お茶の効能などについて学びました。

当日はお茶に関するクイズを全校児童で楽しんだほか、小籔さんへの質問コーナーも用意。「お茶作りで気を付けていることは?」という質問に、小籔さんは「いい土を作って、健康な茶の芽になるように管理すること。お茶のおいしさを引き出すような仕上げを心がけています」と真摯に答えます。会の最後は、感謝の言葉を記した手作りの冊子と花束をプレゼントしました。

「私が子どもの頃は、家や学校でお茶を飲む習慣があまりなかった。子どもたちが自然にお茶を飲んでいる姿を見て、今まで贈り続けてきて良かったと思いました」と嬉しそうな小籔さん。児童会の土屋絵夢さん(6年)は「私のおばあちゃんが小籔さんと同級生だった。今日の会は、ありがとうの気持ちを伝えようと思って企画しました」と話します。

小籔さんは(こやぶ園)で作られた川根茶のティーバック1万2000袋を学校に寄贈。もらった茶は給食の時間に淹れられ、全校児童においしく飲まれています。

8月、子どもたちは小籔さんが営む川根の製茶工場「こやぶ園」を見学した
会の当日は給食の時間に小籔さんを招いて歓談を楽しんだ
毎年行われる「ありがとうの会」で、感謝の花束を贈る子どもたち