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知りたい!元気の秘密

色・形で体調チェック爪は健康のバロメーター

爪は健康のバロメーターであるといわれています。爪の変色や変形の具合で体のどこが悪いのかを判断でき、病気の早期発見につながるケースもあるようです。そこで市川クリニック(磐田市豊岡 TEL0538-59-3311)の市川寛院長に話を伺いました。(2008年9月4日号掲載)

血液や菌の影響で変色

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爪は通常、薄いピンク色をしています。これは血液の色が透けて見えるためで爪自体は無色透明。体内に異常が起こると血液の色も変わるので、爪で体の状態を知ることができるというわけです。


部分的な爪の変色と、すべての爪の変色とでは考えられる症状が違います。1本の指だけで起こる爪の変色はどこかにぶつけて内出血を起こした場合や爪水虫などに感染したケースなどが大半。5本すべての爪が同じように変色している場合は血液や内臓に問題がある可能性が高いです。


すべての爪が赤紫色になる場合は、血流に問題があります。これに当てはまるのは、糖尿病や動脈閉塞症などの症状。血液は足にたまるので足の爪に症状が現れやすいのが特徴です。また、副腎の機能が低下すると爪が黒く変色します。副腎はホルモン系をつかさどる臓器で機能が低下すると体が疲れやすくなるなどの症状が。飲み薬の影響で黒くなる場合もあります。

内臓機能低下で形も変化

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貧血になると爪が白っぽくなります。また、白せん菌(水虫)などに感染しても爪は白く変色。この場合は形も崩れてもろくなります。同じ水虫でもカンジダ系では黄白色になり、緑膿菌では緑色に。高齢者になると爪の色が黄色くなってきますが、これは爪の成長が遅くなるためです。リンパ浮腫などでも黄色くなることがあります。このほか爪の根元にほくろができると、黒い縦線が出現。変化がなければ問題ないですがこれがだんだんと広がっていくとガンである可能性が高くなります。


体内の異常は爪の色だけでなく形状にも現れます。肺の病気になると爪が円くなり肥大化しますが、これは「時計皿爪」といわれる症状。肺気腫や気管支拡張症の患者などによく見られます。爪が上を向いて反り返ったような伸び方をする「スプーンネイル」は、貧血など鉄分の不足が原因です。また、爪に入る横スジは、過去に熱を出すなど体調が悪かったことを示しています。縦スジは加齢によるものなので特に問題はありません。爪の形状は自分では気付きにくいですが、健康に留意してきれいな爪を保つように心掛けましょう。

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