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知りたい!元気の秘密

知っておきたい 夏の熱中症対策

気温が高くなるこれからの時季、気をつけたいのは熱中症ですね。命の危険もあるこの病気の対処法を、改めておさらいしましょう。みのる内科クリニック(浜松市南区三島町 TEL053-444-6611)の次木稔院長に話を聞きました。(2009年7月9日号掲載)

高い気温と激しい運動に注意

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熱中症は気温が高く、体温が異常に上昇した際に起こる病気の総称です。通常、人間は体温が高くなると皮ふ温度を上げたり、汗をかいたりして熱を外に放散します。この熱放散がうまく行われず、体に熱がたまってしまう状態が熱中症。発症するとめまいや吐き気、虚脱感などに見舞われます。

原因には環境と体調の二つが関係します。気温や湿度が高い、風が弱い、日差しが強いなどの環境条件に加え、激しい労働や運動をしたり暑さに体が慣れていなかったりすると体に熱がたまりやすく熱中症になる可能性が。また家庭の風呂場や気密性の高いマンションの最上階など屋内でも発症するケースがあります。



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熱中症はその症状によって3段階の危険度に分けられています(左表参照)。立ちくらみや脳貧血が起こる「熱失神」と塩分不足から筋肉がけいれんを起こす「熱けいれん」が重症度I。これがIIになると頭痛や吐き気、虚脱感などが現れる「熱疲労」に。IIIになると体温が40℃を超え、意識を失ったり全身がけいれんしたりする「熱射病」が起こります。

日陰で休んで水分・塩分の補給を

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発症は梅雨の合間に突然気温が上昇したときや、梅雨明けの蒸し暑い日に多いようです。これは体がまだ暑さに慣れていないため。特に子供や高齢者、肥満気味の人、運動不足の人などはかかりやすい傾向があります。また病気の人は服用している薬が自律神経に影響を与えたり脱水症状を招いたりするので注意が必要です。

屋外では帽子を着用し、水分をこまめにとりましょう。飲み物はスポーツドリンクや濃度0.1〜0.2%の食塩水が効果的です。ビールなどのアルコールは利尿作用があるので避けてください。

症状が軽い場合は水分を補給し、涼しい場所で足を高くして休みましょう。自力で水分が取れない状態の時は、ほかの人が病院へ連れて行ってください。ぐったりして動けない、または意識がないなど重症の場合は水や氷で体を冷やし、すぐに救急車を呼ぶように。体を冷やす際は、冷たいタオルや氷を首や脇の下、足の付け根、股の間など皮ふに近い動脈のあるところに当てましょう。こうすることで効率よく体を冷やすことができます。熱中症は重症の場合、生命に関わるケースもありますが、予防法や応急処置法を知っていれば防ぐことも可能です。正しい対処法で暑さから体を守りましょう。

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