痛みは病気のサイン頭痛のタイプを知ろう
頭痛を伴う病気にはどんなものがあるのでしょうか。代表的な頭痛の種類と対処法を脳検査・治療センター白鳥内科医院(浜松市南区恩地町 TEL053-427-0007)の白鳥政之院長に聞きました。(2009年8月6日号掲載)
慢性か初めてか症状により判別
頭痛がしたら、まず最初に調べるのは「1次性頭痛か2次性頭痛か」ということです。1次性頭痛は頭痛そのものが病気の場合。2次性頭痛は何らかの病気の症状として起こる頭痛のことです。2次性頭痛の原因は軽い風邪から脳の病気によるものまで多岐にわたりますが、「いつもと違う頭痛」という特徴があります。表1のような症状が現れた場合、すぐに病院にかかり診察を受けましょう。
1次性頭痛は定期的に訪れる頭痛です。代表的なものに「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」「薬物乱用頭痛(慢性連日性頭痛の一つ)」などがあります(表3参照)。

鎮痛薬の飲みすぎに注意
その中でも特に多いのが片頭痛。年や月に数回、頭の片側または両側に脈打つような痛みや重さを感じます。20〜40代の女性に多く、遺伝する場合も。睡眠不足や寝すぎ、低血糖が原因になるので、睡眠や食事は毎日同じ時間にしっかり取りましょう。肩こりが原因の場合は定期的なストレッチが有効。放置すると将来脳梗塞(こうそく)になりやすいという研究も出ているため、我慢は禁物です。
群発頭痛は20〜40代の男性に多く見られる病気。夜中、前頭部が激しく痛むのが特徴です。「目がえぐられる痛み」ともいわれますが、上あごの奥が痛むと歯痛と勘違いして歯医者へ行ってしまう方もいます。飲酒がきっかけで起こる場合も。緊張型頭痛は締め付けられるような痛みが毎日のように続きます。ストレスやパソコンでの作業も原因として挙げられています。
また、近年増加しているのが薬物乱用頭痛です。これは片頭痛のような痛みが毎日続くという病気。鎮痛剤の飲み過ぎが原因として挙げられています。鎮痛剤を週に3日以上服用する方は注意を。これら1次性頭痛と思われる症状がある方は神経内科へ行きましょう。













