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知りたい!元気の秘密

自分では気付きにくいあごのゆがみを改善しよう

全身のあらゆる部位に影響を及ぼすといわれる「あごのゆがみ」。なぜさまざまな症状が現れるのか、改善法とともに冨安歯科医院(浜松市北区根洗町 TEL053-437-2305)の冨安誠院長に話を聞きました。 (2009年11月5日号掲載)

首や肩の凝り身体疲労の原因にも

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あごのゆがみとは、下あごが本来の位置より前後や左右にずれている状態のこと。あごの骨は顎(がく)関節を通じて頭がい骨にぶら下がっているため、非常に不安定でゆがみが起きやすい構造になっています。また、あごを動かす筋肉は首や肩などさまざまな筋肉とつながっているので、ゆがみが生じるとそれらの部位の凝りにつながると考えられます。


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人間の頭部の重さは大体5〜6kg。それを細い首で支えているわけですが、この頭部が傾かないようにバランスをとるのがあごの役割です。あごがゆがむと頭部にも傾きが起こります。すると体のバランスを取ろうと全身も傾いて、無理な姿勢を誘発。このため、あごのゆがみは体を疲れやすくしたり、筋肉痛や関節痛につながったりすることもあるようです。


さらに、あごの筋肉は表情筋とも密接に関わっており、ゆがみが起こると鼻づまりなどの症状を引き起こす場合も。あごのゆがみを改善することで脳が活性化したという研究結果から、あごの位置と脳の働きには何かしらの関係があるという説もあります。


悪いくせは直して正しい姿勢を

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歯は食べ物をかむだけではなく、あごの位置を定める役割があります。そのため歯が1本でも欠けると左右のバランスが崩れ、あごがゆがむ原因に。そのほか、ほおづえを付く、寝相が悪いなど、あごに負担がかかるようなくせもゆがみを誘発します。管楽器など口でくわえて演奏する楽器も、あごを使うため注意が必要です。


すべての歯が生えそろう13〜15歳までは、特にあごが不安定な状態にあるといわれています。この時にあごがずれたまま放置しておくと、かみ合わせや顎関節が固定されてしまうことがあるので要注意。また女性は出産という役割がある関係上、筋肉や骨格が男性に比べて緩く、あごのゆがみも起きやすい傾向にあります。


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ゆがんだあごを正常な位置に戻すには単に歯並びを治すのではなく、あご自体の矯正が必要です。しかし、あごのゆがみを治すと今度は歯並びがずれるという場合も。そのため、あごの矯正を行った後に、歯列矯正を行うという治療法もあります。


ゆがみを解消するには治療を受けるのがベスト。ですが、日ごろから正しい姿勢を保ったりほおづえなどのくせを直したりして症状の予防を図ることも大切です。虫歯や歯の欠損がある場合は、きちんと治療を行うようにしましょう。

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