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子供のほっぺが真っ赤! りんご病になっても慌てずに

ほおや体の一部が赤くなる「りんご病」。子供に多い病気ですが一体どのようなものなのか、チルドレンクリニック(浜松市中区高丘東4丁目 TEL053-420-6111)の辻徹院長に話を聞きました。 (2009年12月3日号掲載)

紅斑(こうはん)出現前に風邪の症状も

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りんご病とはその名の通りほおにりんごのようなだ円形の赤い斑点が出現する病気です。正式には伝染性紅斑といい、「ヒト パルボウイルスB19」というウイルスに感染することで発症。主に学童前期から中学生ぐらいの年齢になりやすい病気として知られます。

ウイルスに感染すると4〜20日の潜伏期間を経て、ほおに紅斑が発症。数日後、腕や太ももにもレース模様のような紅斑が多数出現します。このような症状は1週間程度でなくなりますが、長引いたり再び現れたりすることもあります。

また、ほおに症状が出る7〜10日ほど前に微熱や鼻づまり、せきなど風邪に似た症状が現れるケースも多く見られます。実は伝染力が最も高くなるのはこの時期であり、気付かないうちにうつるのはそのため。紅斑が現れた時にはすでにウイルスは消滅しているため、ほおが赤くなってから人に感染するということはありません。

感染経路はせきやくしゃみなどの飛まつ感染が主です。伝染力自体はそれほど強くなく、濃密な接触で約30%が感染するといわれている程度。爆発的な流行は少なく、特定の集団に小さな流行が起こるケースが多く見られます。

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大人の場合は要注意

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予防のためには帰宅時のうがいや手洗いをしっかりと行うことが大切です。もし感染してしまっても、多くの場合は放っておけば治るので、それほど重く考える必要はないでしょう。前述のとおり、症状が出た時にはすでに感染力はなくなっているので、学校や幼稚園に行かせても問題ありません。治療法も特にはなく、症状を見ながらかゆみを抑える飲み薬や軟こうを使用するなどの対症療法を行うのが一般的です。

基本的には害の少ない病気ですが、大人がかかると重症化することも。大人の場合、関節痛や頭痛などを引き起こしたり、関節炎症状により1〜2日歩行が困難になったりする可能性があります。中でも特に気を付けたいのは妊婦への感染。妊婦がりんご病にかかると胎児の異常や流産の危険性が高まります。妊娠前期の感染がより危険ともいわれていますが、全期間を通じて注意が必要です。

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