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知りたい!元気の秘密

赤ちゃんにも影響が 妊娠中の歯のトラブル

妊娠期は虫歯や歯周病など歯のトラブルが起きやすいといわれています。その理由や予防法などについて、松山デンタルオフィス(浜松市中区西伊場町 TEL053-458-0018)の松山康正院長に話を聞きました。 (2010年2月11日号掲載)

早産などにつながることも

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虫歯や歯周病など、歯の病気になるプロセス自体は妊娠の有無に関わらず同じ。ただ妊娠するとホルモンバランスが崩れることにより、口内環境が悪化するといわれています。妊娠中は「つわりで歯磨きができない」「食事回数や間食が増える」などの理由で口の中が不衛生になりやすいのも大きな原因です。

妊婦に起こりやすい口内トラブルの一つが歯肉炎。これは歯肉が一時的に炎症を起こす現象で、歯茎が赤くなり柔らかく膨らむのが特徴です。それ自体に害はありませんが出血することもあり、歯周病につながる場合もあります。



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同じく妊婦がなりやすいのが妊娠性エプーリス(妊娠腫)。歯肉炎よりもさらに歯茎の腫れがひどく、歯肉が隆起して目に見えるほどの大きさになります。妊娠3カ月ごろに発生し、比較的急速に肥大化。球のような形状で、触ると出血するタイプが多く見られます。

これらは出産後に自然に治る場合もありますが、気になるようならば切除などを行うことで対応。虫歯や歯周病は妊娠中というよりも、妊娠前に放置していたものが悪化したというケースが多いようです。歯周病は早産や低体重児の出産につながるという報告もあるため、予防や早期の治療が大切となります。

薬やレントゲンはほぼ影響なし

治療の際の麻酔やレントゲンなどの使用を心配する妊婦もいますが、安定期であればほとんどの治療は受けることが可能です。麻酔は薬の量が少なく、局所的なため胎児への影響はほぼありません。またレントゲンはX線の量が少なく、腹部に直接かかるわけではないので安全です。

痛み止めや抗生物質の服用はほとんど影響なしといわれていますが、万が一のことを考えるのであれば出産後に治療を行う方がよいでしょう。反対に痛みがひどく我慢できない場合はすぐに治療を。体調に合わせた治療法を歯科医と相談してください。

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虫歯・歯周病予防にはプラーク(歯垢)の除去が欠かせません。除去には歯磨きが効果的ですが、妊娠中はつわりがひどくてできないこともあります。その際はガーゼなどを使って歯をふくのも一つの手。うがい薬やキシリトール入りガムを使う方法もありますが、それだけではプラークの除去は困難です。

妊娠中の治療を避けた場合、出産後に必ず治療を受けるようにしてください。赤ちゃんは生後6カ月ごろから歯が生え始めますが、食事の際に口移しや食器の共有などが原因で母親から虫歯菌がうつることがあります。もちろん親子ともに歯磨きで口の中を清潔に保つことも大切です。

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