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知りたい!元気の秘密

5/30 世界禁煙デー  ストップ!女性の喫煙

今月30日は世界禁煙デー。近年はたばこが女性の体に与える影響について注目が集まっています。女性の喫煙とたばこの害について加藤医院(浜松市西区雄踏町宇布見 TEL053-592-1059)の加藤一晴院長に話を聞きました。 (2010年5月27日号掲載)

ニコチンと習慣両面で依存が

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たばこの害が社会的に認知されてくるとともに、日本の男性の喫煙率は年々減少傾向にあります。ですが、女性の喫煙率は横ばいを推移。30〜40代は増加傾向にあるとさえいわれています。背景には男女平等意識の高まりやファッション、ダイエット目的での喫煙が挙げられますが、それにあわせて女性向けのたばこが多く販売されるようになったという事実も関係があると考えられます。

たばこがやめられない原因には二つの側面があります。一つはニコチンによる身体的な依存。たばこを吸うと5秒でニコチンが脳に到達し、ドーパミンなど快感・興奮作用のある物質が分泌されます。しかし30分ほどでニコチンが切れるため、再び喫煙欲求が起こります。

もう一つは心理的な依存。起床時や食後などたばこを吸うことが習慣的になっているため、喫煙しないとソワソワする、たばこを持っていないと落ち着かないといった症状が現れます。特に女性はたばこに対する心理的依存が大きい傾向にあり、喫煙がやめにくいといわれています。


しわやたるみ、老化進行の原因に

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「たばこを吸うとやせる」という理由から喫煙を行う女性もいますが、それは食欲低下による「やつれ」が原因。食事や運動によるダイエットとは根本的に質が違います。さらに、たばこを吸うと1本でビタミンC25mg分が破壊され、肌に大きなダメージが。血行不良やコラーゲンの損傷も相まってしわやたるみなどが増加し、実年齢より老けて見えるスモーカーズフェイス(たばこ顔)になるといわれています。美容のことを総合的に考えると、デメリットの方がはるかに大きいといえるでしょう。

当然、肌だけでなく、たばこの煙に含まれるニコチンやタール、一酸化炭素などの物質は全身に影響を及ぼします。血行障害から起こる心臓病や脳卒中、大動脈瘤などのリスクも増加。女性特有の影響としては卵巣機能の低下により、月経時の痛みや周期の乱れなどが起こりやすくなります。将来的には閉経が1〜2年早まり、老化を早める原因にも。さらに子宮頸がんのリスクが1・57倍に増加するほか、乳がんや卵巣がんを引き起こす可能性もアップします。

妊娠中のたばこ 数本でもNG

深刻なのは妊婦の喫煙です。妊娠中にたばこを吸うと胎盤の毛細血管が収縮し、胎児へ運ぶ酸素が不足状態に。その結果、早産や流産の危険性が1・5倍高くなり、低体重児が生まれる可能性も2倍に跳ね上がります。「禁煙のストレスが胎児に悪影響を与えるから数本ならOK」という話もありますが、そのような事実は医学的に立証されているわけではありません。また、母乳にはニコチンなどのさまざまな有害物質が混入するので、妊娠中やそれ以降の喫煙は止めましょう。

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自力での禁煙が困難な場合は禁煙外来の利用を。喫煙の状況やニコチン依存度を調べ、必要に応じてガムやパッチなどの禁煙補助薬を提供したりカウンセリングを行ったりします。「医師がニコチン依存症と診断」「1日に吸う本数×喫煙年数が200以上」などの条件を満たせば保険も適用されるので、まずは医師に相談してください。

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