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知りたい!元気の秘密

身体の疲れをリセット 「ニンニク注射」ってなに?

夏は疲れがたまりやすい季節。疲労回復には「ニンニク注射」が効果的といわれています。一体どんなものなのでしょうか。シティークリニック・ザザ(ザザシティ浜松中央館4F TEL053-450-8666)の加藤俊彦院長に話を聞きました。(2010年7月8日号掲載)

ビタミン剤で乳酸を分解

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私たちはたくさん体を動かすと疲れを感じます。この疲れの正体は疲労性物質である乳酸。乳酸がたまると血流の流れが悪化し、体に酸素が行きわたらなくなり回復も遅くなります。この乳酸を分解・処理して疲労回復を図るのが「ニンニク注射」です。


名前から誤解されがちですがニンニクエキスを注射するわけではありません。ニンニクに多く含まれるビタミンB1は糖をエネルギーに変える役割がある栄養素。乳酸を糖に変え、疲労を回復させる働きもあります。このビタミンB1を中心としたビタミン剤を注射することから「ニンニク注射」と呼ばれるようになりました。

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このほか注射液にはB2やB12など、B1以外のビタミンB群やビタミンCが配合されています。これらはすべて水溶性ビタミンのため、通常は体の中にたまることなく尿中に排せつされます。食べ物から摂取しようとしても全てを体内に吸収することはできません。注射で血液に直接栄養を送り込むことで、食べ物から得られる何倍ものビタミンを体中に行きわたらせることができるというわけです。

濃度が高いとにおう場合も…

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注射の方法は静脈に直接注入するものと点滴があります。静脈注射は瞬時にビタミンの血中濃度が高くなるので即効性がありますが、その分、効き目もすぐに切れる傾向に。一方、点滴は20〜30分かけて注入するため、1〜2週間程度は効果が持続します。


ただし、効果には個人差があるので、人によっては回復を実感できないことも。何回もやらないと効果が出ないという注射ではないので、2〜3回受けて何も変わらないようであれば今後の処置について医師と相談した方が良いでしょう。


ニンニク注射の副作用として「打つとニンニク臭くなる」ということが知られています。これはビタミンB1にニンニクと似たにおいを持つ成分が含まれているため。B1の配合量は疲れの度合いに応じて増やすこともあり、この量が多いほど鼻の奥や口の中でニンニクに似たにおいを感じやすくなります。 


また、高濃度のB1を注入した場合、腸内が過敏になり下痢を起こすケースも。いずれも体に深刻な害を及ぼすものではないので、医師と相談して量や配合するビタミンの種類を決めましょう(上図参照)。ただし、ビタミン系にアレルギーを持っている方は利用を控えてください。

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