子育て

小学生ってこんなんだっけ?我が家のミラクル日誌-3

小学生にスマホは早い?

(2016年9月1日号掲載)

使い方に注意が必要なネットやSNS、かかる経費などを考えても、小学生がスマホを持つ必要ってあるのかなあって個人的には思うけど、娘の周りには持ってる子もちらほらいるんだよね。

プロフィール
ひたき家は、夏休みは毎日、友だちとでっかい水鉄砲で遊んでズブ濡れになって帰宅していたサヨ(小学6年)、日がな一日冷房の効いた部屋で一人マンガを読んで過ごすカンスケ(小学3年)、私ハルと夫マコトの4人家族。浜松市在住。

ネット社会のトラブルから 小学生を守るのは親の役目

サヨが誕生日プレゼントにスマホが欲しいと言い出した。

「みんな持ってる」

出た!定番のセリフ。

「でもさ、こないだLINEのことで、学校で問題になったじゃん」と私。

「◯◯ちゃんの悪口書いてハブにしたってやつね」

「SNSってさ、大人でも対応が難しいんだよ。手書きでもないし、顔も見えないから自分の想いが伝わりにくい。読む人の気持ち次第で文章が冷たく感じたり。そのせいでトラブルにもなるし。ネットもクリックひとつで世界中の良い人から極悪人までつながるからさ。知らないうちに買い物してるかもしれないし。お母さんとの連絡ならキッズ携帯があるじゃん」

お決まりの私の言葉に《またか》という表情で聞く娘。

そんな折、小学校の授業参観で「スマホとの付き合い方講座」があった。課金制度を考えずにゲームして高額請求になった事例、SNSによるいじめ、出会い系サイトによる被害について知り、だから気をつけて使おう、という内容。ん?小学生にはまず、スマホが小学生に必要かどうかを考えさせるのが先じゃないの?と思っていたら、それもそのはず、外部から招いた講師は携帯会社の人だった。講座では、講師から児童にこんな問いかけがあった。

「この事例では何が問題?」

「時間を決めてゲームしなかったこと」

「へんなサイトにアクセスしたこと」

次々に児童が答える。続けて、一人の児童が手を挙げた。

「親が子どもにスマホを与えなければいい」

保護者席からドッと笑いが起こった。

(だよね〜)。私は心の中で深くうなずき、ホッとする。

小学生にスマホを持たせることの一番の問題は、ネットにつながることかな。判断力に乏しい小学生を大人の世界に手放しで放り込むようなもの。「小学生にスマホを持たせない」という選択は大人の役目でもあるんじゃないかな。

参観会から帰宅すると、サヨの机の上に友達との交換日記が。今の子もこんなのやるんだね。ちょっとだけ、とページを開くとそこにはラメ入りペンやシールでデコられた楽しげなページが。内容はほぼ恋バナ。小学生らしい文字からは、うれしはずかし初恋心がにじみ出ていて、思わず私の表情もゆるむ。スマホもいいけど、まずはこういうトコから出発してほしいよね〜。交換日記を見ちゃったことはサヨにはナイショ。だけど、

「イイじゃん!サヨたちさ、スマホはもうちょっと大きくなったらね、今は交換日記を思う存分楽しんで!」

そう、目新しいものに興味は示すけど、彼女たちはかつての小学生同様、クリエイティビティーにあふれた交換日記を十分に堪能しているのだ。