子育て

育児は楽しい!シリーズ2

バランスのとれた、「自分らしい」子育てを。

(2017年5月11日号掲載)

気持ちをリフレッシュするには

どんなことでも初めての経験というのは、上手くはできないものです。心にゆとりがなくなってくるとつい忘れがちですが、それは子育ても例外ではありません。最初は失敗して当たり前ですし、わからなくて当たり前なのです。しかし、「親として、しっかりしなければならない」という責任感が強すぎると、しばしば自分に完璧を求めてしまったりします。

そんなときは思い出してください。あなたの母親としての経験年数は、子どもの月齢と同じだということを。初心者のころから自分を追い込み過ぎず、子どもと一緒にゆっくりと母親として成長していってください。

もし、子育てに疲れて気が滅入ってしまいそうなら、まずは困りごとやわからないことを相談できる相手、場所を見つけるといいかもしれません。特に生後数カ月の家にこもりっきりの状態が続く期間なら、ご主人以外の人と話をするだけで気分のリフレッシュになるでしょう。

浜松市にある子育て支援ひろば〈カンガルーのおうち〉では、育児に関する専門家の無料相談や、参加型子育て支援プログラムの実施など、さまざまな方法で子育てに悩むお母さんたちを支えています。同施設で行われている支援の中から今回は、「親子の絆づくりプログラム"赤ちゃんがきた!"(通称BPプログラム)」をご紹介します。

「参加してよかった」共有の場

「完璧な親なんていない」という言葉から始まる「BPプログラム」は、2010年に生まれ全国に急速に広まった、生後2~5カ月の第一子を持つ母親が対象の参加型プログラムです。資格を持つファシリテーターのもと、「0歳児の親子の絆づくり」「子育てに必要な知識を学ぶ」「助け合える子育て仲間をつくる」ことを主な目的に、週に1回、4週間にわたって行われます。赤ちゃんとお母さんが一緒に参加し、自分の育児のよろこびや悩みごとをグループで話し合いながら、テキストやDVDを見て必要な知識を学んでいきます。

講座中でも授乳やオムツや寝かしつけなどは自由なタイミングで行ってよいため、家にいるのと同じようにリラックスして参加できる点も好評です。同じ境遇の他の母親の話から育児のヒントを得たり、誰もが同じ悩みを抱えていると知って安心したりする経験は、とても有意義なようで、たくさんの人が「参加してよかった」と感想を述べています。

また、同じ考えを共有することで絆が生まれるらしく、プログラム終了後もよき友人として付き合いを続けている方が多いようです。もし、初めての子育てに戸惑いを感じているなら、あなたも参加してみてはいかがでしょうか。

(6月1日号に続く)

子育て支援ひろば カンガルーのおうち

浜松市中区佐藤2-22-1 ℡090-4217-8706(ひろば専用)

瑞雲こども園などを運営する社会福祉法人瑞陵会が、子育て中の母親を支援するために設けた施設。浜松市の委託事業として、育児に関する相談受付や講座などを行っている。