子育て

教育相談SOS-その5

親も童心に返ろう! 年末年始のステキな過ごし方

(2017年12月28日号掲載)

さまざまな行事や風物詩が行われる大晦日・お正月は、家族そろって過ごせる貴重な時間。今回は浜松市教育委員会・教育総合支援センターから、年末年始の過ごし方についてのアドバイスを送ります。

みなさんのお子さんは、サンタさんを信じていますか?

先日、大学生になる娘さんを持つお母さんから、素敵な子育てエピソードを聞きました。20歳になろうとする娘さんが、サンタさんの存在を「本当はいないと思うけど、私の心の中にはいるよ」と話しているというのです。

彼女が中学1年の時、下校中に友達とクリスマスの話になりました。「サンタさんのプレゼントを楽しみにしている」という娘さんに対して、友達は親切心から「サンタさんなんていないよ。それ親だよ」と教えました。

帰宅後、半べそ状態の娘さんは、母親にその真意を尋ねてきたそうです。お母さんは冷静を装って「それで、あなたはどう思っているの?」と尋ね返しました。娘さんは「私はいると思う」と言いました。それを聞いて「きっと来年も来るよ」とお母さん。お母さんの一本勝ちですね。

そのお母さんによると、娘が誕生した時に「何歳までサンタさんを信じさせられるか」を挑戦しようと夫婦で決めたそうです。それからというもの、サンタさんの絵本を読み聞かせたり、英語の得意な友人に頼んでサンタのふりをした電話をかけてもらったり。ある年は、サンタ捕獲作戦を決行し、幼かった娘さんと布団の中に潜んで待ち伏せしたそうです。

このような子育ての良し悪しは別として、保護者が子どもとファンタジーの世界を共有して楽しんでいるところがステキだと思いませんか。

子どもの成長に伴って、親は子育ての課題に直面します。子育て初心者の親は、右往左往しながらその対応に追われます。泣き笑いを繰り返しながら、誰もが手さぐりの子育てをするのです。

さて、もうすぐ大晦日・お正月です。年越しそばや除夜の鐘、初詣、お年玉......。さまざまな風物詩が行われ、家族そろってゆっくりと過ごせるひと時です。親も童心に返り、子どもと遊んでみてはいかがですか。公園で凧揚げしたり、みんなで双六を楽しんだり。何か特別なことをしなくても構いません。一緒に日なたでゴロゴロするのもありですよ。

取材協力/浜松市教育委員会 教育総合支援センター 053-457-2424(相談専用ダイヤル)