行政書士
行政書士は、官庁に提出する書類作成からコンサルティング業務まで、依頼者のためにトータルサポートをする法律手続の専門家です。今回は「身近な街の法律家」としてますます需要が高まっている行政書士を紹介します。(2007年12月13日号掲載)
法律知識を生かしトータルサポート

行政書士は、官庁に提出する書類を依頼者に代わって作成し、提出を代理することが仕事です。作成できる書類は9000種類以上にものぼり、建設業や飲食業などの許可申請や、外国人の帰化・在留関係の手続き、個人の契約書や遺産分割協議書の作成など、幅広い業務を行っています。最近では悪徳商法など消費者問題を扱う行政書士やペットや美容業界に強いなど、得意分野を持って活躍する事務所も増えてきました。単に書類を作成するだけでなく、広範囲な法律知識を生かし、依頼者をサポートすることでますます活動の場が広がっています。
スキルアップにぴったり

行政書士試験は国家試験で、年齢、学歴に関係なく誰でも受験できます。試験は毎年1回、11月の第2日曜に行われ、今年は11月11日に実施されました。試験では法令科目から一般知識まで幅広く出題されますが、憲法、行政法、民法は配点も高く、特に重要な科目です。最近の傾向としては、法律の条文から出題されるだけでなく、論理的な思考が問われます。短期間での合格を目指すなら、学校など受験機関での学習がお薦めです。
合格後は、行政書士事務所に入り実務経験を積んでから独立する人が多いようです。また開業するだけでなく、就職・転職のための学習として、あるいは公務員試験の準備としても生かすことができます。法律の基礎を広く勉強するので、社会保険労務士や司法書士などほかの法律系資格を取るにも有利です。行政書士資格は確実なスキルアップを目指す人にぴったりの資格といえそうです。
年齢を問わず人気の資格

資格の大原浜松校(浜松市中区鴨江2丁目TEL053-455-4419)は、迫力ある生講義と効率よく学習できるオリジナル教材で、毎年多くの合格者を輩出しています。受講生の寺阪一馬さんは「以前から興味があり、資格を取りたいという思いが募り受験を決めました」と講義に集中し欠かさず出席しています。法律の勉強は初めてという主婦の大田由美さんは「手に職をつけたくてこの資格にチャレンジしました」と再就職を考えての受講です。会社員の藤井由起子さんは「講義やテキストがとてもわかりやすく、法律初心者の私でもしっかり理解できます」と実力がついたことを感じています。行政書士は社会的に信用も高く生涯続けられる仕事ということで老若男女を問わない人気の資格です。













