トリマー
今や首都圏の新築マンションは7割が“ペット可”の時代。ペットのための温泉やエステまで、ビジネスの分野はどんどん拡大しています。今回はそんなペットの清潔と美容をケアするトリマーを紹介します。(2007年8月2日号掲載)
犬の全身をケア 技術を学んで開業も
トリマーとは、分かりやすく言うならペットのための美容師。犬を対象とすることがほとんどで、シャンプー、カット、ブラッシング、耳掃除、爪切り、病気予防のための肛門腺の絞り出しまで、全身のケアをします。カットに必要な技術は人間のヘアカット以上ともいわれ、どれだけ多くの犬に取り組んだかが技術向上の決め手となります。受け付けから仕上げまでを一人で行うことがトリマーとして仕事をするための必要最低限のレベル。経験を積み、一日で五頭を仕上げられるようになればベテランの域といえます。
資格は民間資格。試験を主催する機関によって名称、内容や難易度が違うので、事前に確認するとよいでしょう。主な進路は、ペットショップ併設のサロンや独立型サロンへ就職、または自分でサロンを開業。会社勤めを続けながら、まずは休日だけ自宅で注文を受け、徐
々に規模を拡大していく人もいます。開業を目指すなら、スペース、設備、電気、ガス、水道の設置、必要資金など、先に具体的なイメージを描いた上で教育機関へ通うと、卒業後の事業立ち上げをスムーズに進めることができるでしょう。
経験が物言う技術職 実践積んで夢の実現
IPC国際ペットカルチャー総合学院浜松校(浜松市中区上島6丁目フリーダイヤル0120-884-886)では、ペット美容科でトリマーの技術を学ぶことがきでます。ほかにもしつけ、看護などコースは多様。鳥井秀晃校長は「ペットに関する職業は経験がすべて。在籍中にどれだけの経験と技術を与えられるかが学校の使命です」と話します。
「平均一日一頭という実習経験の多さが自信に。同じ職業を目指す人同士、卒業後も助け合うことができます」と話すのは2月に卒業した河合朋子さん。6月に自宅でサロン「プティソレイユ」(浜松市浜北区内野台3丁目TEL053-586-9860)を開業しました。「”わー、かわいくなった“というお客様の声が何よりの励み。リピーターを増やせるようがんばりたい」と目を輝かせます。













