教育

音の種まき 浜松市文化振興財団の挑戦

コンサートマスターのリーダー論。

(2013年12月05日号掲載)

ベルリン・フィルで第1コンサートマスターを務めている樫本さん(手前)
【プロフィール】
樫本大進(かしもと・だいしん)
1979年ロンドン生まれ。1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーでの1位など、5つの権威ある国際コンクールで優勝。2010年ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任。

サッカーや野球など、チームで行うスポーツには必ず監督とキャプテンがいる。監督はフィールドの外からプレーの方向性を指示。キャプテンはその指示を受け、フィールドの中で他の選手とコミュニケーションを取る。

実はオーケストラにも似たような役職があるのをご存知だろうか。監督はもちろん「指揮者」。キャプテンの役割を務める人は「コンサートマスター」と呼ばれる。
「演奏者たちの意見をまとめて、指揮者に伝えるのがコンサートマスターの役割」そう話すのは、バイオリン奏者の樫本大進さんだ。樫本さんはドイツの名門・ベルリンフィルハーモニー管弦楽団に所属。2010年、日本人で二人目となる第1コンサートマスターに就任した。
「お互いに尊敬の気持ちを抱きつつ、思ったことを意見交換する。それが、良い音楽を作り上げるために必要なことです。みんなが意見を出しやすい雰囲気を作るのが、私の役割だと思っています」

樫本さんは同楽団のメンバーで組織する「ベルリン・フィル八重奏団」にも参加。八重奏は第1・第2バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットの編成で行われる室内楽だ。来年1月31日には、アクトシティ浜松で公演が行われる。
「室内楽は指揮者がいないということもあり、全員に同じ分の役割・責任があります。ただ、第1バイオリンの楽譜に『バイオリンと指揮』と書かれている曲もあり、そういう意味では責任重大な役割だと思っています」

樫本さんは同楽団のメンバーで組織する「ベルリン・フィル八重奏団」にも参加。八重奏は第1・第2バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットの編成で行われる室内楽だ。来年1月31日には、アクトシティ浜松で公演が行われる。
「室内楽は指揮者がいないということもあり、全員に同じ分の役割・責任があります。ただ、第1バイオリンの楽譜に『バイオリンと指揮』と書かれている曲もあり、そういう意味では責任重大な役割だと思っています」

八重奏のメンバーは、ベルリン・フィルの各パートを代表する精鋭ぞろい。
「食べることが大好きなメンバーなので、グルメリーダーとしてみんなを日本のおいしい店に連れて行くことも大事な仕事ですね(笑)」
世界トップレベルのパフォーマンスの裏側には、キャプテンの細やかな気配りがあった。

【イベント情報】

トッププレイヤー達による史上最強のオクテット!
ベルリン・フィル八重奏団

日時:2014年1月31日(金)19:00~
会場:アクトシティ浜松 中ホール
料金:S席6500円、A席完売、学生席完売
※チケットはアクトシティチケットセンター、HCFオンラインショップで販売中
問 (公財)浜松市文化振興財団 TEL.053-451-1114
【URL】http://www.hcf.or.jp/index.php