教育

母校の自慢行事 第25回

浜松市立伊目小学校

(2014年7月24日号掲載)

海水だってヘッチャラだい!地域あげての遠泳大会

奥浜名湖で遠泳に挑戦する児童。保護者や地域のおじさんたちの協力がなければできない行事だ

浜松市の小学校、夏の恒例行事といえば「30分間回泳」。これは子どもたちが30分間、足をつけずにプールで泳ぎ続けるという浜松独自の催しです。ところが、伊目小学校にはそれ以上のイベントがあります。学校前に広がる奥浜名湖を舞台に、地域あげての遠泳大会が繰り広げられるのです。

7月5・6日。伊目小の子どもたちが楽しみにしていた「生き生き学校」が2日間にわたり開催されました。これはさまざまな自然体験を通じて、たくましい心と体を養う伝統行事。その目玉として、4~6年による遠泳が行われます。

遠泳後、船で湖内をクルージングする「ごほうび遊覧」がある。6年生限定のお楽しみイベントだ

子どもたちは自分の泳力に合わせ、500mもしくは1kmのコースを選択。グループごとに隊列を組みながら、湖の中へ入っていきます。安全のため、先生や保護者10人以上が一緒に泳ぎ、さらに漁船9艘とカヌー1艘が隊列を見守ります。

この日のために毎日4km以上、水泳の練習をしてきたという子どもたち。上級生はもう慣れっこなのか、平泳ぎに背泳やバタフライを織り交ぜる見事な泳ぎを披露します。一緒に泳いでいる先生に向けて「がんばれ」と声を掛けるほどの余裕ぶり。

隊列の先頭を泳いだ加茂ここなさん(6年)は「去年は泳ぐので精いっぱいだったけど、今年は友達と話をしながら泳げて楽しかった。水の中は暗くて怖いけど、魚が目の前ではねて面白かった」とご満悦。遠泳の後は川遊び、お泊り学校、飯ごう炊さんなどを体験し、充実した2日間を過ごしました。

ゴール間近、陸上から下級生が大声で応援してくれた

遠泳の後は川遊びタイム。地域の川で玉入れや水てっぽうを楽しんだ

飯ごう炊さんで朝食作り。「おいしい?」と聞くと「おばあちゃん家のご飯の味がする」という子もいた