教育

母校の自慢行事 第27回
浜松市立

熊切小学校

(2014年9月4日号掲載)

二階から流しそうめん!今年で最後の宿泊体験

全長40mの流しそうめんを味わう子どもたち。そうめんのほか、飴やパイナップルが流れてきた

校舎二階の家庭科室から、校庭で箸を構える子どもたちの元へ――そうめんが水に乗り、滑るように流れていきます。

8月2日、春野町にある熊切小学校で夏休み恒例行事「宿泊体験」が開かれました。この催しはPTAが中心となって行われているもの。子どもたちは学校に泊まって2日間、さまざまなことを体験します。

「僕らがこの学校に通っていた頃は、学校行事として宿泊体験があった。今の子どもたちにも、都会の人に自慢できるような体験をさせてあげたいと思って8年前に復活させたんです」とPTA会長の岩本芳広さん。

今年の目玉は「流しそうめん」。台の長さはなんと40m!保護者たちが学校の隣にある竹林から竹を切り出し、1週間前から準備を進めてきました。

箸を上手に使って、そうめんを器用にすくい上げる

のこぎりで竹を切って自分の器も作った

すばしっこい鮎を必死になって追いかける!

捕まえた鮎は自分たちで調理して「いただきま~す」

地元名物!鮎の塩焼き

子どもたちは必死になって、流れていくそうめんを箸でつかみ取っていきます。箸は天竜の間伐材を使い、自分たちで製作。つゆを入れる竹の器も手作りです。そうめんが次々と流れてくるので、みんなの食べるペースもどんどん早くなっていきます。

熊切小は来年、気田小学校に統合。今年が同校にとって最後の夏休みとなります。西村恵美さん(6年)は「宿泊体験は、みんなと一緒にいられるから楽しみだった。最後にいい思い出になりました」と話します。

流しそうめんのほかにも、プールで鮎のつかみ取りをしたり、夜の校舎で肝試しをしたり。みんなと過ごす、最後の夏が過ぎていきました。