教育

母校の自慢行事 第28回
森町立

泉陽中学校

(2014年10月9日号掲載)

トイレを磨き、心も磨く。

小便器を磨く生徒たち。この日は2時間かけて徹底的に汚れを落とした

泉陽中学校が目指しているのは「県内一きれいな学校」。その根幹をなすのが、8年前から続くトイレ掃除です。自分たちの学校だけでなく、天方小学校、三倉小学校といった近隣の小学校にも出向いて清掃に取り組んでいます。

9月21日は地元の清掃団体「森町掃除に学ぶ会」の人々と一緒に、三倉小学校のトイレ掃除を行いました。活動は強制ではないものの、ほとんどの生徒が参加。「人が嫌がってやりたがらないことを率先してやる」をモットーに、自ら進んで便器磨きに勤しみました。

たわし、スポンジ、サンドメッシュ、ブラシなど、さまざまな 道具を使いこなすことで便器は美しくなる

トイレ掃除にも順序と作法があります。大便器の場合、まずはスポンジで便器の水を吸い取り、奥の方まで磨きやすくします。次に、便器に洗剤をつけて大まかに洗浄。その後にサンドメッシュで細かい汚れをこすり取ります。

「水が流れ出る部分は見えにくく、汚れがたまりやすいから重点的に磨きます。見えないところもきれいにするのが大事」と生徒会長の渡邊公登君(3年)。最初は汚いと思っていたトイレ掃除も「やっているうちに慣れて、全然気にならなくなった。むしろ汚れていた方がきれいにした時に達成感がある」と話します。

手洗い器も洗浄。金属部分の汚れはなかなか落ちないから大変だ

魂を込めて大便器を磨く男子生徒

洗い終わると、そこには純白の美しい便器が!

生徒たちは真っ黒になった排水溝を、ひたすらゴシゴシ。便器が終わると、壁や床も念入りに磨きます。換気扇や手洗い器もきれいに洗って、掃除完了!これら一連の手順を先輩が後輩に教え、伝統を受け継いでいます。