教育

遊んで学ぼう

第6回 天竜川で石の標本づくり

(2014年11月20日号掲載)

「石の宝庫」と呼ばれるほど、いろんな種類の石を見つけることができる天竜川。ユネスコ科学教室に参加した小学生たちが、石の標本作りに挑戦したよ。

【今回学んだこと】

  1. 海底の石が、なぜ山にある?
    最初にみんなが探したのは、堆積岩(たいせきがん)と呼ばれる種類の石だ。これは海の中に積もった土砂が、固まってできた岩石だという。でも、なんで海の中でできた石が、河原に転がっているんだろう?実は堆積岩は、海底のプレートが陸地にぶつかり、陸上に押し上げられた石なんだ。
  2. マグマからできた石を探せ!
    お次は火成岩(かせいがん)や変成岩(へんせいがん)を探してみよう。火成岩は地下のマグマが固まった石。花崗岩のように地下深くでゆっくりと固まった石は、中に結晶の粒が残っているぞ。変成岩は地下深くにある岩石が、高い圧力や温度によって変化したもの。表面にいろいろな模様がついていてオモシロイのだ。
  3. 天竜川にいろんな石がある理由とは?
    どうして天竜川にはいろんな石があるんだろう?答えは天竜川が、南アルプスと中央アルプスの間を流れている川だから。南アルプスは赤石山脈という名前の通り、チャートをはじめとする堆積岩が豊富。反対に中央アルプスは火成岩が多くある。さらに中央構造線という日本を縦断する断層が、さまざまな変成岩を生み出しているから、バラエティーに富んだ石を発見することができるんだ。

ユネスコ科学教室とは?
浜松ユネスコ協会が主催する小学5・6年を対象にした科学教室。子どもたちの「科学する心」の育成を目指し、年9回の講座を開いている。

<予告>

ユネスコ科学教室コラボ編は今後、「木の実拾い」「天体観測」「ラジオ作り」の各テーマを予定しています。お楽しみに。