教育

遊んで学ぼう

第7回 公園でドングリを探せ!

(2014年12月18日号掲載)

ユネスコ科学教室に参加した小学生たちが、佐鳴湖公園でドングリ拾いを体験。ドングリにもいろんな種類があることが分かったぞ。

【今回学んだこと】

【ドングリのからだと名称】

  1. 「ドングリの木」は存在しない?
    そもそもドングリとは、ブナ科の木の実を指す言葉。「ドングリ」という名前の木があるわけじゃないんだ。
    ドングリの形や色は木によってさまざまだけど、皮の「堅果(けんか)」や冠の「殻斗(かくと)」に注目すると見分けやすくなるよ。
  2. 身近な木から探してみよう。
    数あるドングリの中でも代表的なのは「コナラ」。堅果が細長く、殻斗はうろこのような模様をしているのが特徴だ。コナラの木はシイタケの原木としても使われている。同じナラ類の「ウバメガシ」は備長炭によく使われる木。ドングリは先端が毛に覆われている。
  3. 殻斗の模様に注目!
    「アラカシ」や「シラカシ」など、殻斗が横ジマ模様のものもあった。コナラ属カシ類のドングリは、みんな殻斗が横ジマなのだ。一方、シイ属は堅果が殻斗ですっぽり覆われている。「スダジイ」は昔から食料とされてきた木の実。「ツブラジイ」はその名の通り、小さくてかわいいドングリだ。
  4. 名前の由来もオモシロイ。
    「シリブカガシ」は漢字で「尻深樫」と書く。底の部分にへこみがあるのが名前の由来だ。堅果を布で磨くとピカピカになるから、拾ったら試してみよう。同じ仲間の「マテバシイ」は"待てばシイのようにおいしくなる"からその名がついたという説がある。縄文人も食べていた木の実なんだって。

ユネスコ科学教室とは?
浜松ユネスコ協会が主催する小学5・6年を対象にした科学教室。子どもたちの「科学する心」の育成を目指し、年9回の講座を開いている。

<予告>

ユネスコ科学教室コラボ編は今後、「天体観測」「ラジオ作り」を予定しています。お楽しみに。