教育

母校の自慢行事 第31回
浜松市立

西部中学校

(2015年1月22日号掲載)

生徒も親も先生も!地域挙げての凧揚げ大会

手作りの凧を揚げる生徒たち。会場には「浜松まつり」さながらのラッパと掛け声が響き渡った

真っ青な空に揚がる、生徒手作りの三帖凧たち―。12月14日、浜松市立西部中学校の「西中凧揚げ大会」が、中田島凧揚げ会場で開かれました。17年前から続く伝統行事で、生徒400人がクラスごとに手作りの凧を揚げました。

生徒たちはこの日のために、7月から準備を進めてきました。中心となるのは、有志の会「勢組(せいぐみ)」。メンバーの生徒約50人が、全クラス分の凧14枚を制作します。

竹ひごで骨組みを作ったり、和紙を貼ったり。地元の凧揚げ会の人の指導を受け、生徒たちは約2カ月間、制作に打ち込みます。組み上がった凧はクラスごとに絵付けされ、オリジナル凧が完成しました。

小学生や先生も凧揚げに挑戦。地元凧揚げ会の人がレクチャーしてくれた

勢組組長・千々輪君が先頭に立って行事を盛り上げた

当日は全員、法被を着こんで気合十分。号令とともに一斉に凧を揚げました。勢組組長の千々輪光生君(3年)は「自分たちが作った凧が大きく空に上がっていくのを見ると、親が子を見るような心境になります」と感無量。生徒のほか教員やPTA、保護司会、卒業生、学区の小学生たちも集結し、凧揚げに挑戦しました。

当初から凧作りの指導を行っている岡本秀樹さんは「凧揚げ大会が始まってから、学校の雰囲気が良くなってきている。凧に親しんだ子どもたちが将来、地域を担う大人になってくれれば嬉しいね」と話します。凧を通じて、教員と地域の人々による情報交換会も行われている同校。学校を支える地域の力を、存分に発揮した1日となりました。