教育

母校の自慢行事 第36回
袋井市立

三川小学校

(2015年6月11日号掲載)

源朝長(みなもとのともなが)がつなぐ、青墓(あおはか)小学校との絆。

5月26日、岐阜県大垣市にある青墓小学校の6年生が、袋井市の積雲院へやってきました。出迎えたのは、地元・三川小学校の6年生33人。子どもたちは「三川へようこそ」の横断幕を掲げ、源朝長を通じた両校の交流を祝いました。

時は平安時代末期。平治の乱の争いに敗れた源朝長は、父・義朝らとともに青墓へ落ち延びます。逃走の途中で足に傷を負った朝長は無念の自害。遺体は青墓に埋葬されましたが、敵に首を持ち出され、京の四条河原でさらし首にされてしまいます。

これを哀れに思ったのが、朝長の守役だった大谷忠太。忠太は首を奪い返すと、故郷の袋井三川まで持ち帰りました。こうして朝長の胴体は青墓、首は三川と遠く離れた地に葬られることになったのです。

積雲院にある源朝長の墓前で、鈴木住職の話を聞く三川小・青墓小の児童たち

両校の交流が始まったのは、今から22年前。旧袋井市の120周年を記念し、青墓小の児童を招いたのがきっかけです。子どもたちは朝長の墓参りを済ませると、グループに分かれて「友永」や「大谷」といった歴史にちなんだ地名の残る学区を散策しました。

グループに分かれて学区を散策。太田牧場を訪ね、乳牛とふれあった

袋井の名産・メロンをいただきま~す

三川小の校技「竹馬」と「一輪車」を組み合わせたパフォーマンスを披露した

メロン農家や製茶工場などを見学した後は、学校に集まってお弁当タイムです。デザートに特産物のメロンがふるまわれ、子どもたちは大喜び。交流会では三川小の校技である「竹馬」と「一輪車」による歓迎のパフォーマンスが行われました。

別れの集いでは、青墓小の大橋美友さんが「朝長でつながっている三川のことをたくさん教えてもらいました」とあいさつ。次回は11月18日に、三川小の児童が青墓を訪ねる予定です。三川小の佐瀬奈々美さんも「たくさん思い出が作れて良かった。11月に青墓へ行くのが楽しみになりました」と話し、再会を誓い合いました。