教育

母校の自慢行事 第37回
浜松市立

二俣小学校

(2015年7月9日号掲載)

本田さんに届け!「早弁(はやべん)の鐘」を突き鳴らす。

本田宗一郎の幼少時代をマネして、おにぎりをぱくり。普段よりおいしいかも?

ごーん、ごーん。6月9日、正午少し前。二俣小学校の近くにある清瀧寺の鐘が、大きく鳴り響きました。

鐘を突き鳴らしたのは、同校1年生の神谷凌我君と鈴木月椛さん。浴衣を身にまとった二人は、鐘を突き終わると、境内でおにぎりを食べ始めました。

実はこれ、二俣小学校(旧・二俣尋常高等小学校)の卒業生である本田宗一郎の「早弁伝説」を再現したもの。一代で「世界のホンダ」を築き上げた本田宗一郎は、子どものころから意気盛ん。小学校時代、こっそりと学校を抜け出した本田少年は、正午を知らせる清瀧寺の鐘を30分前に鳴らし、見事「早弁」を成功させたといわれています。

「せーのっ」で鐘を突く二俣小の児童。力強い鐘の音が境内に響き渡った。

本田宗一郎にふんするスタッフが、ホンダ「ホーネット」に乗ってさっそうと登場。

毎年、時の記念日にちなんで鐘突きを行う二俣小の1年生たち。

毎年、時の記念日が近づくと行われるこの行事。企画しているのは、本田宗一郎を顕彰する地元の団体「ポンポンCLUB浜松」です。時間の大切さや地元の偉人の功績を子どもたちに伝えるため、9年ほど前から取り組み始めました。代表の宮地武夫さんは「母校に偉大な先輩がいることに誇りを持ってほしい」と、子どもたちに話します。

鐘を突き終わった神谷君は「二人で鳴らして楽しかった」とにっこり。鈴木さんは「おむすびがおいしかった」と本田少年の気分を味わいました。鐘突きのほか、会員によるバイクの運転の披露や、マジックショーも行われ、子どもたちは楽しい時間を過ごしました。