教育

浜松RAIN房コラボシリーズ
試して遊ぼう!科学工作部

VOL.3 “丸くないシャボン玉”を作ってみよう!

(2015年8月27日号掲載)

立方体にシャボン液をつけると、なんと中に小さな立方体が生まれた!

用意するもの

  • 竹ひご
  • ホットボンド
  • ぬるま湯
  • 洗濯のり
  • 洗面器
  • 台所用洗剤(界面活性剤40%以上)

【作り方】

  1. 竹ひごを10cmの長さで切ったものを12本そろえる。
  2. ホットボンドでつなぎ目をくっつけながら立方体を組み立てる。
  3. 洗面器にぬるま湯、洗濯のり、台所用洗剤を10:5:1の割合で入れて混ぜる。
  4. ③のシャボン液を立方体のすべての面をつける。シャボン膜がどのように変化するかを観察してみよう。

シャボン膜も“らせん状”に!


曲面に沿ってシャボンの膜ができる

三角錐の中には三角錐のシャボンができる

カギを握るのは「表面張力」
水だけでシャボン玉ができない理由を知っているかな?実は水には、一つにまとまって表面を小さくしようとする力(表面張力)がいつも働いている。水はこの力が強いから、膜になる前に水だけでまとまってしまうんだ。

洗剤に入っている界面活性剤は、この表面張力を弱める力を持っている。界面活性剤が水の表面を覆うことで、水が元に戻る力が弱まり、シャボンの膜ができるのだ。

ただし、表面張力が弱まったとはいえ、シャボンの膜には縮まろうとする性質が残っている。普通のシャボン玉がボールの形をしているのは、それが最も縮まりきった形(表面積が最小の形)だからだ。今回の実験ではいろいろな形のシャボン膜を見ることができるけど、それらはすべて表面積が最も小さくなる形に収まっているのが確認できるはずだ。

【取材協力】浜松RAIN房
浜松市中区城北3-5-1静岡大学工学部内(総合研究棟6F)
浜松を中心とした自治体・大学・企業・ボランティア団体などが加盟している、ものづくり・理科の学習体験の場を提供するネットワーク。地域のものづくり・理科活動の支援や人材育成事業を展開している。
問い合わせはTEL.053-478-1759まで
[URL]http://train1.eng.shizuoka.ac.jp

※今回の実験は7月26日に福田児童館で行われた静岡大学・戸田三津夫准教授の科学教室を取材させていただきました。