教育

浜松RAIN房コラボシリーズ
試して遊ぼう!科学工作部

VOL.5 DNAストラップを作ろう

(2015年9月17日号掲載)

用意するもの

  • パールビーズ
  • ビーズ大(透明)
  • ビーズ小(青)
  • 竹ビーズ(赤・橙・緑・水色)
  • ステンレスワイヤー
  • ストラップ

ビーズの色が表す物質

  • 透明:糖
  • 青:リン酸
  • 赤:アデニン
  • 緑:チミン
  • 水色:グアニン
  • 橙:シトシン

【作り方】

  1. ステンレスワイヤーを二つ折りにしてストラップの輪の中に通す。さらにワイヤーの輪の中に、反対側の二本のワイヤーを通す。
  2. パールビーズを二本のワイヤーに通す。さらにワイヤー一本ずつに透明ビーズと青ビーズを交互に通す。
  3. 透明ビーズ、竹ビーズ2つ、透明ビーズの順に片方のワイヤーに通す(竹ビーズは赤・緑、もしくは水色・橙のペアにする)。反対方向からもう片方のワイヤーを通す。
  4. 図のように青ビーズをワイヤーに1個ずつ通し、③の作業を繰り返す。全部で16列つなげる。
  5. 16列できたら青ビーズと透明ビーズを交互に2回それぞれのワイヤーに入れて図のように処理し、2~3回ひねった後にワイヤーを切る。
  6. 全体をらせん状(反時計回り)にひねれば完成。

たった4文字で遺伝情報を伝える!
子どもが親に似るのはなぜだか知っているかな?人間の体は約60兆個の細胞から作られていて、この細胞の中にはDNAという遺伝の情報を記録した分子が入っているんだ。DNAは2本の鎖が、らせん状になった構造をしている。この中には、人間が生きる上で欠かせないタンパク質の作り方が記されているのだ。

DNAの構成要素は「糖」「リン酸」、そして4種類の「塩基」だ。どんなタンパク質を作るかは、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)という4つの塩基の並び方で決まる。例えば日本語のひらがなは51文字で文章を表すけど、DNAはA、T、G、Cのたった4文字で伝えたいことを表していることになる。
この塩基のうち、アデニンはチミンと、グアニンはシトシンと結合する。2本の鎖がくっついているのは、塩基が結合しているからなのだ。ストラップを作る時も、赤と緑、水色と橙がセットになるように注意しよう。

【取材協力】浜松RAIN房
浜松市中区城北3-5-1静岡大学工学部内
浜松を中心とした自治体・大学・企業・ボランティア団体などが加盟している、ものづくり・理科の学習体験の場を提供するネットワーク。地域のものづくり・理科活動の支援や人材育成事業を展開している。
問い合わせはTEL.053-478-1759まで
[URL]http://train1.eng.shizuoka.ac.jp

※今回の工作は8月25日に曳馬協働センターで行われた実験教室を取材させていただきました