教育

母校の自慢行事 第40回

菊川市立河城小学校

(2015年10月8日号掲載)

菊川市立河城小学校の5・6年生は、運動会や地域のイベントで御神楽(みかぐら)を披露しています。米作りの行事から生まれた、豊作を願う演舞です。

月夜の晩に、御神楽を舞う。

地域のお月見コンサートで河城版・御神楽を舞う6年生。神秘的な音楽と演舞で、ステージは厳かな雰囲気に包まれた

9月12日の夜、菊川市にある千框(せんがまち)の棚田で「お月見コンサート」が開催されました。このコンサートはNPO法人せんがまち棚田倶楽部が、河城小学校と共催で行っているイベント。ステージでは、河城小の子どもたちが御神楽を披露しました。

河城版・御神楽は4年前から取り組み始めた同校特有の演舞。子どもたちは手作りの扇子とほこを持ち、音楽に合わせて踊ります。この日も美しくライトアップされた棚田を背景に、息の合ったパフォーマンスを行いました。

そもそも御神楽とは、天下泰平や五穀豊穣を祈る舞のこと。河城小では5年生になると、総合的な学習の時間に米作りを体験します。春になると学校近くの田んぼで田植えを行い、秋になったら稲刈り。御神楽を舞うようになったのも「お米が元気に育つように」との思いからでした。

5年生はポップな音楽で舞を披露。元気いっぱいの踊りを見せた。

河城小の児童は5年になると、運動会で発表すべく御神楽の練習を積む。

学習活動として行われる田植え。刈った稲はみんなに配る。

「振り付けを覚えるのは大変だけど、みんなが見てくれるから頑張ろうと思う。みんなの動きがぴったりそろうと気持ちいい」と子どもたち。敬老会などでも御神楽を舞い、地域のお年寄りからも喜ばれています。

扇子などの小道具は、上級生から受け継いでいるものもあるという河城版・御神楽。子どもたちも「御神楽は学校の自慢」と話します。音楽に合わせて踊ることで、豊かな感性を育てています。