教育

算数ゲームの競技会

MATHやらまいかで頭脳勝負!

(2016年1月7日号掲載)

算数大好きキッズが集結!昨年12月5日、浜松科学館で「第3回MATHやらまいか」が開催された。会場にはインターネット予選を勝ち抜いた30人の小学生が集まり、算数ゲームを通じて自慢の思考力を競い合った。

3年前から始まった「MATHやらまいか」は、数学の楽しさを子どもたちに伝えるため、浜松東三河地域イノベーション戦略推進協議会(長期的教育システム研究チーム)が開いている大会。同協議会は「浜松から30年後にノーベル賞」を目標にして、小・中学生を対象にした理科教育を推進している団体だ。出場者はタブレット端末を通じて出題される問題を解き、最も得点が高かった子どもが優勝となる。

今回、出題されたのは静岡大学の教授が手掛けた「アリスの三角形」という問題。規則的に並ぶ数字から、空欄に当てはまる数字を推理するゲームだ。普通に解こうとすると高校レベルの数学知識が必要になるが、子どもたちは直感力を武器にリズムよく解答していく。

優勝したのは4000満点中、3800点を獲得した金子聖矢君(気賀小6年)。算数が大好きという金子君は「5位以内を目指していたので、優勝できてうれしい。緊張したけどやってみたら簡単だった」と満面の笑みを見せる。

子どもたちに交じって問題に挑戦した静岡大学学長・伊藤幸宏さんは「方程式を使って必死に解いたけど、残り4問がどうしてもできなかった。子どもたちはどうやって解いたんだろう」と驚きの表情を見せた。優れた数学の才能を持つ子どもを発掘する意味合いもあるこの大会。未来のノーベル賞受賞者が、この大会から生まれるかも?

予選テストの上位成績者30名が、算数ゲームで頭脳を競い合った
子供たちと一緒に問題に挑戦した静大の伊藤学長と浜松医大の簑島副学長。あまりの難問に二人とも頭を抱えている
優勝した金子聖矢君(中央)。左が2位・酒井辰弥君、右が3位・高塚咲季さん

答え/A.4 B.10 C.34 D.15 E.11 F.9 G.10 H.8 I.34