教育

母校の自慢行事 第44回
磐田市立

岩田小学校

(2016年1月21日号掲載)

磐田市立岩田小学校の児童は、地域の人からさまざまな野菜の作り方を学んでいます。先月、2年生は自分たちが育てたそばの実を収穫し、そば打ちに挑戦しました。

種から育てた手打ちそば、そのお味は?

授業の一環で農作業を体験する学校は多くありますが、これほど多様な作物を育てる学校は珍しいかもしれません。磐田市立岩田小学校では、校舎の北にある畑を使って学年ごとに野菜を栽培。1年生は大根とにんじん、2年生はスイカとそば、3年生は大豆、4年生は干し芋、5年生は米作りに挑戦しています。

地域の人たちが作ってくれた
特性のつゆで「いただきま~す!」

昨年12月18日、2年生は自分たちで育てたそばの実を使って、そば打ちを体験しました。9月にそばの種をまき、約2カ月後に収穫。そば粉も自分たちで石臼をひいて作りました。

そば作りを教えてくれたのは、学区で農業を営む堀内範さんら地域の人々です。堀内さんはすべての学年の野菜作りを指導。「野菜は毎日見ることが大事。作物は何もしゃべらないけど、よく見ることで肥料や水をあげる時期が分かる」と、農業の極意を子どもたちに伝えています。

子どもたちはそば粉をこねて伸ばしたり、包丁で細く切ったりする作業に悪戦苦闘。形は不ぞろいですが、2時間ほどの作業でオリジナルのそばが完成しました。出来上がったそばは、特製のおつゆをかけて試食。青島叶夏さん(2年)は「自分たちで作ったから、いつも食べているおそばよりおいしい。家に持って帰って家族にも食べてもらいたい」と話します。

「小規模な学校だからこそ、地域の人々との交流を大事にしたい」という学校の思いから、10年前に始まったこの体験。子どもたちは毎日畑に水やりを行うなど、作物を育てる大変さと楽しさを学んでいます。

地元農家の堀内さん(中央)から、そばの切り方を教わる児童たち
畑でそばの実を収穫。
そばってこんな植物だったのか~
石臼でそばの実をひく。結構重くて大変だ
自分たちがひいたそば粉を愛情込めてこねる