教育

母校の自慢行事 第45回
浜松市立

舞阪小学校

(2016年3月24日号掲載)

舞阪小学校では毎年、郷土の産業を学ぶ「海苔すき体験」が行われています。地元の人々の協力のもと、子供たちは郷土の水産業を学んでいます。

地元の特産!海苔を作ってみよう。

真剣な表情で海苔すきを行う舞阪小の児童。
上手にできるかな?

舞阪といえばカキやシラス、海苔などが特産物として知られる昔ながらの港町。2月25日、舞阪小学校の3年生96人が、舞阪産の養殖海苔を使った「海苔すき体験」を行いました。

教えてくれたのは浜名漁協女性部の人たち。水に入った海苔を升(ます)ですくい取り、定規と呼ばれる木の枠の中に流し込みます。すると、枠の形に海苔が広がり、普段見慣れた「板海苔」の形に。海苔を手早く正確に注ぎ込むのが、ムラのない形を作るポイントです。

同校では「発見!舞阪自まん」をテーマに、1年通じて地場産業の見学や体験を行っています。船で浜名湖の水産地を巡る「湖上見学」は継続的に行われている行事。地域の人の協力のもと、船でカキの養殖場や水産試験場を巡ります。また、昨年11月には5年生が地元で獲れたサバを3枚に下ろし、煮つけにする調理体験を行いました。

港町に生まれ育った子供たちは、もちろん海苔が大好き。でも、自分で作る体験は今回が初めてです。「素早くやらないと穴が開いちゃう」と、きれいな板海苔を作る難しさを実感。「何回かやったら上手にできるようになったよ!」と喜びの声を上げる子もいました。

「今は機械で海苔を作るので、手作業のやり方を教えられる人も少なくなりました。子供たちに舞阪の地場産業の歴史が伝えられれば」と女性部代表の鈴木幸子さん。作った海苔は4~5日乾燥させて、給食の時間に試食。家にも持ち帰って、家族にプレゼントします。

「恵比寿様」と呼ばれる道具。
海苔を積み重ねて運搬するために使う
作った海苔は天日干しにした後、室内で数日乾燥させる
きれいな板海苔の形になったよ!