教育

母校の自慢行事 第51回

袋井市立笠原小学校

(2016年10月27日号掲載)

袋井市立笠原小学校の児童は、4年生になると「笠原太鼓」を習います。プロに学んだ先生たちからレクチャーを受け、学校や地域の行事で披露しています。

心合わせて一打入魂、笠原太鼓をご覧あれ!

先月の発表会で、エイサーを取り入れた演目「走楽(らん)」を披露した笠原小の4年生

「ヒヤサッサ、ハイヤ!」。森町文化会館に、子どもたちの勇ましい掛け声と和太鼓の音が響き渡ります。9月29日、袋井・森地区小学校の音楽研究発表会が開催され、笠原小学校4年生23人が演技を披露しました。

笠原小学校で15代続いている「笠原太鼓」の取り組み。きっかけは平成14年、小学校の校舎の一角から古い太鼓が発見されたことから始まります。60年以上前にチャイムとして使われていたその太鼓を見て、当時の学校関係者たちはひらめきました。

地域の夏祭りに出演する6年生

「これを学校のシンボルにしよう!」

以来、太鼓の歴史や打ち方の研究が行われ、子どもたちにも太鼓に親しむためのレクチャーが行われるようになりました。

4年生になると週に3回、放課後に練習を行います。教えるのは学校の先生たち。もちろん先生も初心者ですが、太鼓のプロを学校に招き、直接指導を受けています。時には関西地域にある和太鼓教室へ出向き、修業を行うことも。名人から学んだ太鼓の極意を、子どもたちに注ぎ込んでいます。

5年生になると運動会で発表を行う

今年の4年生の演目に使われている太鼓は、長胴太鼓と締太鼓、沖縄の伝統芸能・エイサーに用いられるエイサー太鼓とパーランクの4種類。「始めた時は全然いい音が出なかった」と子どもたちは口をそろえますが、2カ月も経つと力強い音を鳴らせるようになりました。

「緊張したけど、演奏が始まったらいつも通り楽しくできた」「観た人に笑顔になってもらいたいと思いながら叩いた」と、演奏後に汗をぬぐう子どもたち。毎年運動会や地域の夏祭りで発表しているほか、10月29日に行われる袋井宿四百年祭でも披露する予定です。

最後の決めポーズもかっこよく。青い法被がよく似合っている