教育

母校の自慢行事 第67回

浜松市立 佐久間小学校

(2017年12月14日号掲載)

浜松市立佐久間小学校は毎年、地域の人からそば打ちを教わっています。10年前に統合した山香小学校の行事を引き継いで行われている行事です。

山香小の伝統を受け継ぐ昔ながらのそば打ちに挑戦。

山寿会の人からそばの延ばし方を教わる佐久間小の子どもたち
みんなで打ったおそばを釜でゆでる。ゆで立てのそばはすごくおいしい!
そばを細く切るのは難しい!人によって細さが違っていて個性豊かだ
まずはそば粉をこねる作業から。こんな粉が麺になるなんて不思議だなあ
出来上がった田舎そば

1月22日、浜松市立佐久間小学校の児童たちが、山香ふれあいセンターでそば打ち体験を行いました。打ち方を教えてくれたのは、山香シニアクラブ「山寿会」のメンバーや保護者の方々。毎年、この時季になると行われている恒例行事です。

もともとは近隣学区である山香小学校で行われていたこの行事。山香小が平成18年に閉校となった際、「地域が大事にしてきた活動を続けよう」という思いから、統合先の佐久間小に引き継がれました。

まずはそば粉と小麦粉、水を器に入れ、みんなで順番にこねていきます。子どもたちは体重を乗せながら、一生懸命こね上げます。

出来上がった生地は麺棒で徐々に伸ばします。薄く延ばした生地を畳み、大きな包丁で生地を食べやすい細さに切りました。

「生地を延ばすのが難しかった。山寿会の人が『小刻みに押していくと上手に伸ばせるよ』と教えてくれました」と話す熊井裕二郎君(6年)。1時間ほどで打ちたてのおそばが完成、出汁を取った煮干しや昆布をおかずに、みんなでおいしく味わいました。

山寿会会長の水本作一さんは「今日、子どもたちに教えたのは、地元で昔から食べられている田舎そばの打ち方です。これからも地域に残っている文化を伝えていきたい」と嬉しそうに話します。

食後の交流会では「山香小学校の校歌」を山寿会の皆さんにプレゼント。懐かしい校歌の歌声は、山香の人たちの心に明るく響いたようでした。

この取り組みは学校で行われている「佐久間学習」の一環。ほかにも今年から佐久間小に統合された城西小学校の学区へ出かけ、注連飾りづくりや書き初めなどを行っています。