グルメ

”タイ風”から本格派へ 本場シェフの伝授を再現する

タイ料理への挑戦

(2017年4月27日号掲載)

レストラン フィガロ浜松市・板屋町

「ランチ&スイーツバイキング"タイ料理フェア"」の
中の一品トムヤムクン
大人・シニア(65才以上)2,500円
(土日祝は大人のみ2,800円)
小学生1,600円、幼児(4才~)900円
開催期間:5月8日(月)~31日(水)

「香辛料の使い方、考え方に衝撃を受けました」と話すのは、オークラアクトシティホテル浜松・レストランフィガロの調理長・御厨(みくりや)浩さん。昨年、世界に広がるオークラグループの中でもハイグレードな「オークラプレステージバンコク」のスタッフが来日し、本場のタイ料理を御厨調理長に伝授する機会がありました。そのレクチャーの中で感じたのは「例えれば、アメリカ人の作るカリフォルニアロール。たしかに寿司だけれども、日本人から見たらちょっと違う。まさに私もそうで、"タイ風"の料理を作っていたんだな」。御厨調理長の受けたカルチャーショックは相当だったと言います。

味は食べてわかっているものの、食材も知識も思っていたものと全く違った本場のレシピに戸惑うことも。「タイ料理に欠かせないナンプラーや味に深みを与える香辛料の使い方も興味深く、塩をほとんど使わないことも印象的でした」。甘さと辛さが同居するなど、インパクトがありながらも複雑な深みのあるタイ料理を習得するのに労力を要したと言います。そんな苦労の中にも、ナンプラーをドレッシング的にカルパッチョに使うなど、「自分の料理の方程式になかったことも、目線を変えれば応用できることがわかったのも収穫でした」と御厨調理長は話します。

苦労の甲斐あって忠実に現地の料理を再現した昨年の「タイ料理フェア」は大好評。浜松は工場が多く、アジア各国へ駐在や出張するなど本場の味を知る人も多い土地柄です。そんな人も納得、さらに食べたことのない人にも受け入れられたことが自信につながったと御厨調理長。「教えられたことを守り、本物の味を届けるべく今年もタイ料理フェアを開きます。タイ料理を根付かせるきっかけになればいいですね」と、意欲的な御厨調理長。今は総力を挙げて準備中、その味にますます期待がかかります。

タイより来日したシェフと協議を重ね、
本場の味を再現しようと試みるスタッフたち
香辛料が効いた独特な味わいや、
野菜中心のヘルシーさが魅力のタイ料理
レストラン フィガロ

053-458-1233
【レストラン予約受付】 9:00~20:00
浜松市中区板屋町111-2
オークラアクトシティホテル浜松2F
11:30~14:00(土・日、祝日は~14:30) 無休

取材協力/レストラン フィガロ