グルメ

身近な玉ねぎは健康の味方

玉ねぎ料理七変化

(2013年2月7日号掲載)

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新たまねぎは篠原の特産品

玉ねぎ栽培には温暖な気候と水はけの良い砂地が最適。静岡県西部遠州浜地区の「篠原の新たまねぎ」は特産品として有名です。甘みが強くてみずみずしく、歯ごたえ良好なのでスライスサラダなどの生食がお勧めです。

我が家の常備野菜の横綱!

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監修/静岡県立大学短期大学部
一般教育等・准教授

内藤初枝さん
浜松市出身。県立静岡女子大学家政学部食物学科卒業。浜松医科大学大学院医学系研究科修士課程を修了。

和・洋・中、どんなメニューにも重宝する玉ねぎ。生ならサラダやマリネ、加熱料理ならカレー、肉じゃが、さらには各種ソースなど、八面六臂のモテモテぶり。さらに安値安定で常温保存できるという主婦想いの野菜です。

さて、玉ねぎ調理につきものの涙が出る現象、これは揮発性の催涙物質、硫化アリルによるものですが、体内で糖をエネルギーに変えるビタミンB1の吸収を高め、その作用を長時間持続させる効果があります。また最新の情報では、ハウス食品が広島大学との共同研究で、玉ねぎ中1個分に相当するエキスの継続摂取が食後の血管内皮機能を改善する効果=血液サラサラ効果があることを「日本動脈硬化学会総会・学術集会」で発表しました。毎日1個、多様な料理で摂取することで健康管理に役立ちそうです。ただし、硫化アリルは水に溶けやすく、スライスした玉ねぎを水にさらすと溶け出してしまうので、5〜6分以内で水から上げることをお勧めします。

最後に保存方法ですが、風通しの良い涼しい場所で常温保存するのが原則です。湿気の多い所では新聞紙に包んでおくと良いでしょう。また、薄切りにした玉ねぎは保存用袋に入れて冷凍庫で凍らせておけば、加熱料理の時にサッと使えて便利です。


レシピ「玉ねぎとツナのチーズ焼き」

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じっくり加熱することで玉ねぎの甘さが引き立ち、丸ごとペロリと食べられる簡単メニュー。新玉ねぎは水分が多く、蒸し焼きにすることで中までトロリと仕上がります。

材料/1人分

玉ねぎ…中1個
ツナ缶…1/2缶(40g)
にんにく…少々
マヨネーズ…大さじ1
 または梅マヨ(梅肉小さじ0.5:マヨネーズ大さじ1)
しょうゆ…小さじ1/3
こしょう…少々
塩…少々
片栗粉…少々
パセリ…少々
溶けるスライスチーズ…1~2枚
油…適量

作り方
  1. たまねぎの皮を剥いて横半分に切り、切り口に片栗粉を振っておく。
  2. ボールに汁気を切ったツナ缶、すりおろしたにんにく、マヨネーズ、しょうゆ、塩、こしょうを入れて、混ぜておく。
  3. フライパンに油をひき、たまねぎの切り口側を下にして弱火~中火で火が通るまでふたをして焼く(油が少なかったり火が強かったりすると焦げやすいので注意!)。
  4. たまねぎを裏返し、[2]とチーズを乗せ、チーズが溶けるまでふたをして焼く。
  5. 最後にたまねぎの上にパセリを振る。