グルメ

身近なシラスは健康の味方

春陽に輝く海の宝石 “シラス”

(2013年3月21日号掲載)

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舞阪でも福田でも!

浜松市舞阪町や磐田市福田町はシラス漁の町。春の遠州灘には多くのシラス漁船、陸には釜揚げシラスの天日干し風景が活気付いてきます。

海からの贈り物!

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監修/静岡県立大学短期大学部
一般教育等・准教授

内藤初枝さん
浜松市出身。県立静岡女子大学家政学部食物学科卒業。浜松医科大学大学院医学系研究科修士課程を修了。

春です!シラスの季節がやってきました。生シラスを、刻んだネギや生姜と一緒に熱いご飯にのせれば最高のごちそうです。まさに「シンプル イズ ザ ベスト!」

シラスは主に、イワシ類の稚魚の総称です。水揚げされたばかりは、のど越しツルッと「生シラス」、獲りたてをさっと茹でればふんわりやさしい「釜あげシラス」、それを軽く機械や天日で水気を切った歯ごたえ十分の「シラス干し・ちりめんシラス」。それぞれに見た目や食感の違いを楽しめます。

1匹丸ごと食べられるので小さいながらも栄養満点。小皿1杯(50g)のシラス干しで、タンパク質やカルシウムが1日目安量の40%も摂取できます。一方カロリーは約100キロカロリー、5%程度と少なめ。高タンパク、高カルシウム、低カロリーの3拍子そろった優秀食品なのです。ただし摂取量が増えると同時に食塩量も増えるのでご注意を。なお食酢の酢酸とシラスのカルシウムが化合すると、吸収されやすい酢酸カルシウムに変身。野菜とともにシラス干したっぷりのお酢の効いたドレッシングで賢く簡単にカルシウムを摂取しましょう。

離乳食を始めた赤ちゃんや歯にトラブルを抱えた高齢者も、柔らかくて食べやすいシラスですが、傷みが早いのが難点。一度に食べきれない場合は、1回で食べ切る量に小分けして、フリーザーバッグに入れて冷凍保存しましょう。解凍は冷蔵庫内で自然解凍すれば風味を損なわずに味わえます。冷凍保存したものでも3~4週間を目途に食べ終えるのが理想です。


おすすめメニュー「シラスサラダ」

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好きな野菜をふんわり盛り付ける。シラス干しをたっぷり載せたら、お酢の効いたドレッシングでさっぱり召し上がれ。

ちりめんシラス干しは歯ごたえがあるので、満足感もありヘルシー。