グルメ

夏バテ解消の特効薬

ニラの神髄!

(2013年8月1日号掲載)

味噌汁から炒め物の具材まで幅広く食卓を飾っているニラ。露地ものの収穫期は4月から9月です。栄養的には、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなど日常不足しがちなビタミンがたっぷり。肌や粘膜の乾燥、免疫力低下を予防するカロテンはニラ1束でなんと1日の推奨量の半分、暑さなどのストレスへの抵抗力を強めるビタミンCも3分の1を摂取できます。

静岡県立大学短期大学部一般教育等・准教授 内藤初枝さんさて猛暑の昨今、口から出る言葉は「だるい!」「食欲がない!」「疲れる」など…。そこで今回は、夏バテ解消の頼もしい助っ人としてニラの実力を紹介します。夏バテ・疲労の原因の一つにビタミンB1欠乏に伴うエネルギー不足があります。特にビタミンB1は、吸収しにくく、しかも水溶性で排出しやすいため一層不足しやすくなります。

この欠点を解決するメニュー、それが実は餃子です。ニラに含まれるアリシンと豚肉に含まれるビタミンB1。一緒に摂取することでアリシンはビタミンB1と結合し、不足しがちなビタミンB1の体内吸収率と残存率を高め、効果的にエネルギーを供給できるのです。まさにニラと豚肉はベストカップルといえます。ところで浜松は人口あたりの餃子店数、1人当たりの餃子の消費量がトップクラス!小振りなれどもニラと豚挽き肉がたっぷり入った浜松餃子で夏バテ、疲労を乗り切っていきましょう。なお、ニラと聞いてレバーを連想する方も多いと思いますが、実際にはレバーよりビタミンB1含量が多い、豚肉(ひれ・ロース・ハム・ばら肉・ひき肉、なんでもOK)の方が何かと重宝です。

ニラはしおれやすく、水に濡れると傷み日持ちしない野菜です。早目に使いきるのが得策です。保存する場合は、湿らせた新聞紙で包み袋に入れ野菜庫で保存するか、またはニラの水分を切ってカットし、フリーザーバッグなどに入れて冷凍庫へ保存するのも良いでしょう。

ニラ豚肉炒め

材料(2人分)
豚肉切り落とし(orうす切り) 150g、ニラ 2束(40本ぐらい)、ゴマ油 適量(炒め用)、しょうが 適量、しょう油 大さじ1強、酒 大さじ1弱、こしょう 少々、中華風だしの素 少々 【下味用調味料】塩 少々、酒 少々、こしょう 少々、片栗粉 大さじ1強

recipe.jpg作り方

  1. 豚肉は3~4cmの長さに切って下味用調味料と混ぜて10分置き、その後片栗粉をもみ込む。
  2. ニラは3cmの長さに切り、水気を切っておく。
  3. フライパンにゴマ油とみじん切りのしょうがを入れ、肉を炒め、火が通ってきたらニラを加える。 ニラはすぐ火が通るので、炒めすぎないこと。
  4. 材料を軽く炒め、しょうゆ、酒、中華風だし素、こしょうを加えて味を調える。