グルメ

シティーホテルシリーズVol.2

知りたい!浜松のホテルレストランの今

(2016年11月10日号掲載)

美と健康を発信する中国料理
-ホテルクラウンパレス浜松 中国料理 鳳凰 岡部悟料理長-

食べるだけで美しく健康に
「井伊直虎薬膳(ランチ)」
(税サ込3,500円)
食前ドリンク、前菜、スープ、主菜、主食、点心など全9品(※2名から、内容は月替わり)
中国料理 鳳凰
ホテルクラウンパレス浜松14F
053-454-0632
  • ランチ/11:30~14:30
  • ディナー/17:30~21:30

もっと気軽で身近な場所に

「中華は庶民の味のイメージでしょ。フカヒレやアワビなど高級食材ばかり使えばいいものでもなくて、ホテルならではの特別感を重視しつつやっぱり喜んでもらえるものを作らないと」

中国料理界の重鎮として全国に名を馳せるホテルクラウンパレス浜松の中国料理・鳳凰、岡部悟料理長の語り口からは、非日常を楽しむ空間ながらも普段使いの場所として気軽に、という思いがにじみ出ている。雲の上の存在ではなく、日常と隣り合わせなのがホテルレストランなのだ。

おいしく体に優しい医食同源

鳳凰といえばやはり薬膳。食材の宝庫・静岡の素材を厳選し、穀類、野菜、肉魚など食材すべてに効能があるという中国伝統医学の考えをもとに薬膳の要素を加味した独創的な料理を提供する。薬膳といえば漢方を思うかもしれないがおいしいことが大前提。食材の特性を生かして組み合わせ、草花や木の実といった生薬も使いながら効能を最大限引き出す。見目麗しい繊細な味わいは豪快な中国料理とは一線を画し、年配の方にも支持されているそう。

いま人気の「井伊直虎薬膳」は、強く美しい直虎にちなんだ新メニュー。季節柄、体を温めて血液循環を整え乾燥にも負けないという効能を秘めている。そんな食べることで美しく健康になる「医食同源」が叶うのは、国際薬膳師の資格を持つ岡部料理長ならではのもてなしの一つだろう。

時代に即したレストランへ

ひと昔前まで中華は大皿で取り分けるというのが主流だったが、最近ではフレンチのコースのように個々に提供することも多いという。「個を重視する現代において、またアレルギー対応など多様化する食事のニーズに合わせて料理やサービスも変化しています。伝統を守りつつ、細かい要望に応えられるよう時代の流れに沿ったおもてなしを大事にしていきたい」

地元浜松に根差したホテルクラウンパレス浜松。これまで培ってきたサービスとさりげない進化が相まって、新たな時代のもてなしが形作られている。

岡部 悟(OKABE Satoru)

1987年に中国料理・鳳凰の料理長に就任。国際薬膳調理師、高級栄養薬膳師を取得し、全日本薬膳食医情報協会の理事として薬膳料理の普及に努めている。静岡県知事賞、陳健民中国料理アカデミー賞受賞。

ホテルクラウンパレス浜松

JR浜松駅やバスターミナルとつながる地下道で3分と利便性に優れたシティホテル。ビジネスや観光の拠点として多くの利用客が訪れる。

浜松市中区板屋町110-17/053-452-5111
http://www.crownpalais.jp/hamamatsu/