グルメ

直虎ブームにのって町おこし

地元食材にこだわった新浜松餃子

(2017年3月9日号掲載)

中国料理鳳凰浜松市・板屋町

色鮮やかな大ぶりの餃子はもっちりジューシー
直虎公の出世点心 直虎餃子1,080円
(15個入り・要冷凍・税込み)

もちっとした黄金色の厚めの皮に、じゅわっと溢れる肉汁と野菜のシャキシャキ感が好相性の餃子は、ホテルクラウンパレス浜松の中国料理 鳳凰の料理長・岡部悟さんが「大河ドラマで人気の井伊直虎をモチーフに、浜松を代表する餃子で土産を作りたい」と考案したもの。お土産や鳳凰のメニューにも登場し、いま話題となっています。


「ホテルで餃子?と思われるかもしれませんが、鳳凰でお出しする点心でも餃子は人気。浜松といえば餃子だし浜松を知ってもらうにはうってつけと思ったんです」。しかもホテルクラウンパレス浜松は駅前という好立地。市外や県外からの観光客やビジネス客の利用が多く、大河ドラマとの相乗効果でさらに浜松を印象付けることができるチャンスと考えたそう。


2016年度「現代の名工」に選ばれた
岡部料理長がプロデュース

浜松周辺は食材の宝庫。それゆえ素材は地元産にこだわって厳選。豚肉をベースにキャベツや玉ネギ、ニンニクなどを加えた風味豊かなあんには、精進料理の伝統を取り入れたクワイでシャキシャキ感を出し、井伊家の橘家紋にちなんだミカンパウダーをアクセントに使うなど直虎公ゆかりの食材も盛り込まれています。さらには薬膳の要素も。「ミカンパウダーは気を高めて体を温め、皮に練りこんだ三方原産ウコンパウダーは血液循環を促す作用があります」と岡部料理長。薬膳に精通した料理長ならではの独創性がプラスされ、健康にも気を配っています。


さまざまなこだわりを詰め込んで作られたホテルメイドの餃子は、評判も上々です。ホテル1階のベルファサードではお土産として15個入り1080円で販売。鳳凰では5個810円の単品やコース料理に組み込んで味わえます。町おこしの一端を担う「直虎餃子」は、餃子の街の新名物として観光大使の役目を果たしてくれそうです。


レストランでは蒸してから焼き上げる
何度も試作を重ねて作り上げた特注品
ホテルクラウンパレス浜松中国料理 鳳凰

053-454-0632
浜松市中区板屋町110-17
ホテルクラウンパレス浜松14F
11:30~14:30/17:30~21:30 無休

取材協力/中国料理 鳳凰