グルメ

JA遠州中央 季節の味 - 第3回

冬とスイーツを彩る果実 イチゴ

(2017年12月14日号掲載)

JA遠州中央管内で作られている旬の農作物をピックアップして紹介していきます。第3回は、そのまま食べても美味しく、またケーキやタルトなどのスイーツに鮮やかな赤い彩りを添える「イチゴ」です。

「きらぴ香(か)」というイチゴの品種を知っていますか?「きらぴ香」は、県農林技術研究所で28万株の中から選抜され、2017年2月に品種登録された静岡発の新ブランドのイチゴです。

生産者の鈴木敏彦さん
細かな温度管理のもとで生産されるイチゴたち

2016年のイチゴ生産量で全国第4位といったように、毎年トップクラスに入るイチゴの産地・静岡。その未来を担う県内限定生産の品種として「きらぴ香」は、徐々に注目を集めています。特徴は、キラキラした宝石のような輝き、フルーティーな香り、品の良い甘みです。

JA遠州中央管内では気候の暖かさを利用して、多くの生産者がハウス栽培でイチゴ作りをしています。年間の生産量は約280トン。特に「きらぴ香」の生産量は、西部地区でも一番です。

実は本来のイチゴの旬は6月ごろ。ではなぜ、真逆の季節によく見かけるかというと、クリスマスやバレンタイン、ひな祭りといったようにイチゴが活躍するイベントが続くためです。たくさん求められる時期に合わせて、農家の人たちがイチゴを作っています。

磐田市でイチゴを専門に農業を営む鈴木敏彦さんは、両親から伝統的な生産方法を学びながら、空調や給水など最新設備についても勉強し、「きらぴ香」「紅ほっぺ」作りに励んでいます。イチゴ作りでは、ハウス内の温度や湿度、二酸化炭素の量などに注意を払い、その日の天候に合わせて細やかな管理を行います。

「スイーツなどで使われるのも良いですが、ぜひイチゴ本来の味をそのまま楽しんでもらえたら。『きらぴ香』は、なめらかな口当たりと甘みが特に女性にお薦めです」と鈴木さん。

美肌や風邪予防に効果のあるビタミンCを豊富に含んだイチゴ。乾燥して寒さが増してくる季節に、ぴったりの果実ですね。

ファーマーズマーケット 磐田南部どっさり市
磐田市前野2765-2 0538-21-4500
9:00~18:00
休:年始、盆明け
ファーマーズマーケット 見付どっさり市
磐田市見付3599-1 0538-36-7081
9:30~18:00
休:年始、盆明け

一般のスーパーでも販売されています。JA遠州中央のラベルが目印です。

取材協力