グルメ

JA遠州中央 季節の味 - 第5回

美白で甘味たっぷりの野菜 白ねぎ

(2018年2月8日号掲載)

JA遠州中央管内で作られている旬の農作物をピックアップして紹介していきます。第5回は、風邪予防にも効果があるといわれる心強い野菜「白ねぎ」です。

生産者の松下 俊雄さん

鍋や煮込み料理の食材として活躍し、冬には欠かせない野菜の白ねぎ。緑色の部分は「葉」ですが、白色の部分は何か知っていますか?実は茎でもなく根でもなく、白色の部分も「葉」に当たります。畑で日光に当たった部分が緑になり、土の中に隠れ、日に当たらなかった部分が白色になるのです。

苗を植えるのは、収穫の半年前。普通、野菜の栽培は土を盛り上げて畝を作りますが、白ねぎの場合は畑に溝を掘り、溝の底に苗を植えていきます。ここから苗がにょきにょきと成長し、70cmほどの長さにまで成長します。その間、ねぎが日焼けしないように、5~6回、土をかぶせる作業を行います。

JA遠州中央管内では、年間約1200トンの白ねぎを取り扱っています。白ねぎの香りと辛味は、アリシンという成分。殺菌作用があり、風邪予防にも最適な野菜です。他の野菜に比べて病気に強い特徴がありますが、非常にデリケートな面も持っています。

「植えたばかりの時期は特に湿気に弱いため、雨や排水などに注意が必要です。土寄せでストレスを感じて弱ってしまったり、色が薄くなってしまったりする場合もあるので、丁寧に作業を進めています」と話すのは、磐田市で白ねぎを育てている農家の松下俊雄さん。「真っ直ぐに伸び、程よい太さで、緑と白のコントラストがきれいな白ねぎを作るように心掛けています」と語ってくれました。

白ねぎは、下から10cmの部分に一番の甘味があり、糖度が約10度に達する場合もあるそうです。今は「秋冬ねぎ」、これからは「春ねぎ」と、季節に合った品種が食卓に届けられます。ビタミンCやカロテンなどの栄養素も含まれ、健康にも良い白ねぎ。生で食べれば新鮮な香りや辛味を、火を通せば十分な甘味を味わうことができます。

手軽にできるおすすめレシピ「白ねぎとトマトのチーズ焼き」

【材料】(4人分)
  • 白ねぎ:2本
  • トマト(中):2個
  • ピザチーズ(とろけるチーズ):適量
  • 塩:適量
  • コショウ:適量
【作り方】
  1. トマトを皮付きのまま横4枚にスライスする
  2. 白ねぎを丸ごと素焼きにする
  3. 火が通ったら表面の焦げた部分の皮をむき、トマトの上に乗る長さにカットする
  4. 鉄板に①のトマト、その上に②の白ねぎを乗せ、軽く塩・コショウする
  5. ピザチーズを全体にふりかけ、オーブンでチーズが溶け、焦げ色がつくまで焼いたら完成

ファーマーズマーケット 磐田南部どっさり市
磐田市前野2765-2 0538-21-4500
9:00~18:00 休/年始、盆明け

ファーマーズマーケット 見付どっさり市
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