グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

ずぼらクッキングの本領発揮!? あったかクリームシチュー

(2020年2月20日号掲載)

親子でできる簡単な料理をワイワイ作るこのコーナー。今回はわが家の定番、煮込み料理に挑戦します。腕を上げつつある小学2年と年中の兄弟で協力してレッツトライ!

(ライター・鈴木詩乃)

市販の固形ルーで作ったシチューは食べない兄弟

このニンジン、超かたーい!

クリーミーなシチューは子どもも大人も大好き、食べると心も体もぽっかぽか。冷蔵庫にあるものを放り込め、苦手な野菜も食べられちゃうありがたいメニューです。ただ、わが家の兄弟は市販の固形ルーで作ると食べてくれないのが悩み。脂っぽくて冷えるともたっとする感じがイヤなんだとか...。そこで料理センス抜群な仕事仲間に教えを乞い、すっかり定番化したのが「簡単すぎるシチュー」。優しいお味で子どもがモリモリ食べ、シチューの素がないから作れないなんてこともなく、「ずぼらなママにぴったりだね」と長男が言うほどの納得レシピです(笑)。

香りの強い食材に驚き

しょっぱい!?においがする

まずジャガイモ中2〜3個、ニンジン1本、タマネギ1個、ベーコン適量を好みの大きさに切ります。これは手なれたもの。とはいえ、丸いジャガイモは皮がむきにくいと苦戦するふたり。ピーラーを持つ手で「ジャガイモ、成敗してくれる!」、硬いニンジン相手に「アチョ~」、タマネギに向かって「泣くもんか」と兄が全野菜と戦い続け、やる気のなくなった弟は皮むきだけで退散...。簡単なはずなのになかなか進みません(泣)。やっと具材を切り終えたところでニンニク一片を切ってもらうことに。みじん切りを長男に教えるとダダダって音が面白いと切るのに夢中になるも、ニンニクの匂いにノックアウト。洗っても手が匂うと大げさに床に倒れ...。その横で、煮る時に入れようと思っていたローリエをひらひらしていた次男が一言「しょっぱい!」。大人にはいい香りも子どもにとっては刺激的なのね。鍋に入れるとシチューがもっとおいしくなるよと言っても疑いの目をむける彼らなのでした。

小麦粉を水で溶くだけ!

さぁ、あとはサッと炒めて煮込むだけ。鍋に油を敷いてニンニクを入れ、香りが立ってきたら具材を投入。野菜がしんなりするまで炒めたら、ひたひたより少なめの水と固形ブイヨン一個、お好みの量の塩、ローリエ一枚を入れてぐつぐつ。具材が柔らかくなったら牛乳2カップ程度を入れてひと煮立ち。バター一片をその中に落とします。ちなみにこの作業、兄が疲れて退散してしまい、代わりに一度は放棄した次男が「熱いけどがんばる!」と一手に請け負ってくれました。年中もなかなかやるじゃない。そして仕上げのポイントは水溶き小麦粉。鍋に流し入れて、ぐるぐるかきまぜるだけでとろみがつきシチューに!最後にとろみをつけることで焦げつかず、ダマにもならず画期的!多少の禁じ手感はありますが、おいしければ万事OKです。「こんな風に作ってたの!?」と眺めていた兄も驚きの表情(笑)。おかわりもして大満足の出来でした♪

これこれ!いつものシチューの味になったね
仕上げ用の「水溶き小麦粉」

仕上げ用の水溶き小麦粉は、大さじ2~3杯ほどを同量の水で溶いて使いました。投入後はしっかり火を通して。または、具材を炒める段階で小麦粉を振り入れ、一緒に炒めてもとろみがつきます。この場合、焦げつきやすいので気をつけて。水と牛乳の量を減らして硬めに仕上げると、グラタンなどのホワイトソースにも!