グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

ふっくらジューシー We loveハンバーグ♥

(2020年3月5日号掲載)

料理を通して子どもと「おいしい」を共有するには、簡単で楽しくなくちゃ。ということで、今回は大好きなハンバーグ作りに挑戦します。小2と年中さんの腕の見せどころとなるか!?(ライター・鈴木詩乃)

泣けるタマネギに大苦戦

「今夜はハンバーグ♪」と子どもらしい王道メニューを要求してきた息子たち。先日レストランで食べたばかりだけど、おうちハンバーグはまたひと味違うものですよね。こねたり丸めたりするのは楽しめそうだと考えて、手伝ってもらうことにしました。

まずはタマネギの下ごしらえから。必ず泣くということがわかっている彼らは"切りたいけどやりたくない"という葛藤の中で作業スタート。皮をむきはじめた途端「涙が...目が痛い...」と目をぱちぱち。タマネギをざくざく切りながら「悲しくないのに泣けてくる~」と二人。このセリフ、長男が年長時にこのコーナーを始めた頃にも言ってたなぁ。いよいよ涙が止まらない次男がタオルで顔をゴシゴシし始めたので、包丁での作業をあきらめ、残りはフードプロセッサーにお願いすることに。次はタマネギを炒めるためにフライパンにバターを落とした兄が「カーリング~」というので、「何なに?」と詰め寄る弟。フライパンの中で滑るバターがどうやらストーンに思えたらしい。火が付いているので母はドキドキ。楽しむのはいいけど、早く炒めてくれないかなぁ。

丸めてジュージュー♪

冷蔵庫から出したばかりのひき肉。「冷たーい!!」

まだ生のひき肉を前に「肉肉!」と盛り上がる兄弟。ボウルにひき肉と塩・こしょうを入れ、長男がこね始めます。直前まで冷蔵庫にあったので「冷たい!」と叫びながら肉パンチ。冷たくてもう無理と交代した次男も肉パンチ。手の熱で肉の脂が溶け出る前にさっさとやってもらいたい母は作業が進まずちょっとイライラ。「こねないと形が作れないよ」と急かします。ここでパン粉がないことが発覚。冷凍庫にあった食パンをおろして使うことに。「ママっていつも何か足りないよね」と次男に突っ込まれる始末...。でも、これで「パン粉ってパンからできているんだ」と気付いた二人。結果オーライかな。ひき肉に冷ましたタマネギ、卵、パン粉、ナツメグを加えると「うえ~、ぐちゃぐちゃで気持ち悪い」と騒ぐ兄弟。丸める時も「ボクの方が大きい」「こっちの方がきれいな形」と張り合いながらこねこね。空気を抜くように手の中で投げ合うとお約束のように作業台に落とす(汗)。今回は簡単だと思ってたけどいつも以上に騒がしい!

やっと仕上げの作業です。フライパンに油を敷いて中火で焦げ目がつくまで焼き、ひっくり返してさらに焼き目を付けます。ジューっという音と匂いに大興奮の二人はすぐにでもかぶりつきそう。まだ火が通ってないからね。両面が焼けたらふたをして弱火で5分ぐらい。食べたいのにひたすら焼けるのを待つ彼らは「修行だ」って。そんな大げさな(笑)。残った肉汁でソースを作って出来上がり。肉食男子はいつも以上に食べるのが早いこと。母が作った付け合わせの野菜もペロリでした。

肉を丸めるのが難しい!
いい色になあれ
タマネギは涙が出ちゃう
温めたフライパンにバターを滑らす長男
ソースをかけておうちハンバーグの完成!
ワンポイント

肉はこねている間に手の熱で肉の脂が溶けてしまわないように冷たい状態で練るとジューシーに。塩を入れてしっかりこねると、焼いた時の割れを防ぎます。両面を焼いた後、ふたをして蒸し焼きにし、火を止めた後も余熱で蒸らすとよりふっくらします。