グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

子どもの憧れ!絵本の中のおいしい料理

(2020年6月4日号掲載)

前回幼児本に載っていたレシピからドーナツを作った兄弟。今度はお気に入りの本の中から心に残った料理を再現してみようということに。大好きな本の中から選んだものは...?

(ライター・鈴木詩乃)

山盛りコロッケを作ろう

今回のお題はずばり「絵本の中のおいしいを再現」です。小学三年の長男は「くまの子ウーフに出てくるパンと目玉焼きとはちみつでしょ」、年長の次男は「え~!ぐりとぐらのカステラか、からすのパンやさんだよ!」と意見が割れましたが、二人とも大好きな"11ぴきのねことあほうどり"に出てくるコロッケで決着。「ジャガイモをあらって、ゆでて、つぶして、パンこをつけて、あぶらであげて、どんどんつくって...」の文と絵のとおり、素朴なポテトコロッケを山盛りで作ります。

タネづくりに奮闘

絵本を見ながらジャガイモをつぶして、丸めて、コロッケの形に♪

山盛りを再現するのでジャガイモは8個と多め。ごつごつしてやりにくいと皮むきに苦戦する長男の横で、次男はメークインと男爵が混ざっていることに気付き、形が違うと大はしゃぎ。適当な大きさに切ってゆでてから、水分を飛ばすために粉ふきいもにしました。その間にタマネギをみじん切りにしようと振り向くと、両目をセロハンテープで止めている長男が!タマネギで泣くのが嫌だったようですが、それじゃ手元が見えないよ...。小3男子、大丈夫か!?(笑)。それからひき肉とみじん切りにしたタマネギを炒めて塩、こしょう、ナツメグ、ちょっとしょう油を入れて味付けし、ジャガイモを熱いうちにつぶしてドッキング。「あとは丸めて形を作って、パン粉を付けて♪」と鼻歌交じりの工作タイム。長男はネコとアホウドリの形を、弟は定番のまぁるい形を作り、あとは夕飯の時に揚げるだけです。

最後に試練が...

ネコさんと一緒にいただきまーす!

さて、夕食時。170度の油で2〜3分揚げて出来上がり!のハズがまさかの事態に。次男が油の中から引き揚げたコロッケがなぜか衣しかない!完全に中身が溶けドロドロになっていました(涙)。コロッケ爆発を防ぐ対策は十分したはずなのになぜ?と考える母。そして思い出しました、新ジャガも混ざっていたことに。水分を飛ばしたつもりですが、それでも新ジャガの水分量が多く、飛ばしきれなかったのかも...。ともかくこのままじゃコロッケが完成しない。どうしよう。あせった母が思いついたのが、焼きコロッケ。オーブンを予熱して(これがまた長い!)、焼くことおよそ20分。この間「まだー?なんでミスったのー!」と腹減り兄弟から責められた母なのでした...(涙)。

焼きムラ満載のコロッケですが、なんとか完成。絵本のように山盛りにしました。ファンの二人は本とグッズを持ち出し、コロッケと共に並べてパクリ。「サクサクで味も最高♥」と無事に難を逃れたのでした。あ~、母はもうぐったり。

あこがれの山盛りコロッケ!
ネコとアホウドリの形も作ったよ
ゆでたジャガイモをパンチでつぶす
爆発しない?コロッケづくりのポイント
  • 具材の水分をよく飛ばす(新ジャガには気をつけて!)
  • 揚げる前にしっかり冷ます(冷蔵庫で寝かせました)
  • ムラなく衣を付けるために、小麦粉→卵→パン粉の順ではなく、水溶き小麦粉にドボン→パン粉にしました。時間も洗い物も少なく済みますよ。
  • 熱した油にコロッケを投入したらすぐには触らない

これだけ対策したけど、失敗したコロッケ(汗)。ほかにもポイントがあったら教えてくださーい!