グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

手ごねで楽しい初めてのパン作り

(2020年11月5日号掲載)

発酵したパン生地。ずいぶん膨らんだね!

小学3年生と年長の兄弟が毎回ドタバタと作業するクッキング。先日母が参加したパン教室の復習も兼ねてパン作りにチャレンジしました。天然酵母の扱いもパンをこねるのも初!やる気いっぱいです。(ライター・鈴木詩乃)

生き物みたいな天然酵母

甘酒にも見える!?天然酵母
上手に計量できるよ

最近、天然酵母パンの教室に参加した私。母が焼いてきたパンのおいしさに「すご~い」と兄弟が喜ぶものだから(先生のおかげ)、私が最も苦手とする菓子&パンづくりに今回挑戦してみました。

使用するのは家でも復習できるようにお土産でいただいた天然酵母の生種。「これは普段ピザを作る時に使うドライイーストの代わりだよ」と子どもたちに教えると、彼らの頭の上にハテナがいっぱい。クンクン嗅いで「くさっ!甘酒?」、じっくり眺めて「泡がぶくぶく」と不思議そう。アルコールのような独特の刺激臭と次男いわく入浴剤のような泡が立っている奇妙な物体に、本当にパンを膨らませることができるのかと疑いのまなざしを向けています(笑)。

味はプレーンとチョコチップ入り、子どもでも簡単に形成できる丸パンにすることに。まずは強力粉、薄力粉、砂糖、塩と次々に計ります。キッチンスケールにボウルを乗せて「0」ボタンで重量をリセット、一つずつ材料を入れて計っては「0」ボタンを押し、また次を計量するふたりの表情は「わかってるぞ~」とばかりのドヤ顔です。ちゃんとスケールを使いこなしている!ささいなことだけど、今までやってきたかいがあったかな♪

粘土遊びはお手のもの

生地を丸めるのは粘土みたい♪
焼きたてパンはおいしー!

次はこねこねタイムです。計量した粉類に生種と水を足して、だんだんとなめらかになってきたらバターを投入してさらにこねる。粘土状になったここからが彼らの真骨頂!丸めたり、ちぎったり、つついたり、指跡を付けたり兄弟で本領発揮です(笑)。ひと通り粘土遊びをしたら、後は丸めて焼くだけと思っていた彼ら。「あっ、生地を6時間寝かせるんだった」という母の言葉にへっ?と呟く長男。「10等分して丸めたら乾かないようにして15分、さらに丸め直して10分。それから焼くの」と言うと弟も大ブーイング。そうだよね、子どもって基本待てない...。そういえば電子レンジに発酵機能があったっけ!と思い出し、なんとか時間短縮にこぎつけたのでした(焦)。

発酵させた生地は見事に膨らみ「耳たぶみたいに柔らかい」「すべすべ」と、材料のチョコをつまみ食いしながら兄弟ですりすり。上手に丸めて最後は170℃のオーブンで15分。部屋中にいい匂いが立ち込めて、期待が膨らみます。やっとのことで手作りパンにありつけた二人は「焼きたてはおいし~!でも、パンを作るのってこんなに時間がかかるんだね」との感想。そうです、ありがたくいただいてください♪