グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

寒い日は豚汁で温まろう!

(2021年2月4日号掲載)

寒い日が続く今日この頃、今夜のおかずは豚汁に即決。小学3年生の長男と年長の次男は得意のみそ汁では飽きたらず、肉入りを所望のよう。おいしくできるかお手並み拝見です。

(ライター・鈴木詩乃)

いい匂い?それともくさい?

具材をごま油でサッと炒める

手軽に家にあるものを鍋に入れようと「まずは冷蔵庫を見学ね」と言う二人(見学するほどでは...)。大根、ニンジン、白ネギ、ゴボウ、コンニャク、「トンは重要だ!」とメインの豚肉を取り出しました。それらを下ごしらえするかと思いきや、「ゴボウが泥臭い⤵」「こんにゃくが変な匂い⤵」と鼻をつまみ、ネギとゴボウを手に「ネギフェンシング~!」「こっちはゴボウバットだ!」とお互いを突き合い始めました。わが家ではいつものことだけど、兄弟ってこんなものでしょうか...?

野菜を二人で分担して切りながら(次男も手なれてきました!)、隣では鍋に湯を沸かしてだし取り(今回はだしパックを使用)を開始。「だしはこんなにいい匂い~」と黄金色になっただし汁をねだられました。「まだ味もついていないけど?」の言葉を聞かないうちに、二人で味見どころかスプーンで何杯も飲んでいる(汗)。豚汁に使う分がなくなっちゃうよ~。

"あく"って何?

みそを溶かして一口味見。お味はいかが?

ゴボウは長男が泥を落として包丁の背を当てて皮をこそげ取り、初めてのささがきにチャレンジ。「力がいる~」と結構大変そう。切ったら水にさらしてあく抜きをしてって言ったのに、ささがきゴボウはなぜかザルの中。兄よ、ボウルに水を張ってください~。匂いが不評のコンニャクは次男が一生懸命ちぎり、塩もみをしてから湯がいて、あく抜き。「匂いが消えた気がする」と不思議そうな弟。具材を煮ている間に出てきたあくをサッとお玉で取る練習も。なぜあくを取るの?悪なの!?」という質問に思わず笑ってしまいました。臭みや雑味を除くといってもわかりづらいかなと思い「コンニャクのくさ~い匂いが消えたように、もっと料理をおいしくするためだよ」答える母。こんな説明でいいのかしら。

カレーの作り方と一緒

具材がそろったところで、わが家はコクを出すため、ごま油でサッと炒めます。そこでふと「これに水入れて煮て、ルー入れたらカレーじゃない?」と木ベラ片手の長男が発言。よく気が付きました!具の中身はさておき、カレーの工程と変わりませんのよ。「気付いた僕って天才。一人で作って食べていけるかも」ですって(笑)。男子厨房に入るべからずは過去の話、料理男子は今どき重宝されますよ〜。さて、炒めた具にだし汁を加えてぐつぐつ。野菜が軟らかくなったところで長男が大好きな油揚げを投入。勢いあまって入れすぎちゃったけど、細かいことは気にしない!合わせみそを溶かし、追いごま油を数滴たらして香り付けしたら野菜も肉もたっぷりな豚汁の出来上がり。「肉多めで」と騒ぐ兄弟はモリモリ食べて満足気でした。

黄金色のだし汁を投入
コンニャク、くさ〜い
包丁使いも慣れてきた次男
豚汁の完成
だし殻を炒めてふりかけに
油揚げを入れすぎた