暮らし

月に一度は自分でチェック

タイヤの点検

(2014年9月25日号掲載)

秋の行楽シーズンを迎えました。車でお出掛けする人も増えることでしょう。遠出する人も、近場で乗る人も、タイヤのチェックをお忘れなく!

スリップサインを確認

Q.タイヤのどこを見ればいいの?

スリップサインの例。メーカーによりサインは異なる。

タイヤの溝とスリップサイン

A.ポイントは大きく3つあります。まずはスリップサイン

タイヤの溝は通常7~8mmあり、スリップサインは溝の底から1.6mm程度の高さに設定されています。

タイヤは走行すれば擦り減りますが、このスリップサインと溝の深さが近くなってきたら交換時です。走り方にもよりますが、通常3.5~4万km走行が交換時期の目安といわれています。「気づいたらサインが見えていた」ということがないよう、月に1度はチェックしましょう。

ヒビや亀裂に注意

Q.溝があれば安心?

サイドのヒビは空気漏れの原因に

いいえ。二番目のポイントは側面の亀裂です。タイヤは側面が弱いので、縁石などでこすると傷みが早まり亀裂が入りやすくなります。

また、炎天下に長時間駐車し続けると紫外線によりヒビが生じることも。ヒビや亀裂は空気漏れの原因となるので、早めに気づくことが大切です。

空気圧は1カ月で低下

Q.ヒビがなければ空気は漏れないの?

摩耗に偏り( 右に比べ左の摩耗が激しい)

空気圧はドア近くに表示

いいえ。タイヤの空気は自然にぬけます。
ですから、3つめの点検ポイントは空気圧です。
日本自動車タイヤ協会の調査によると、乗用車用タイヤの空気圧は1カ月で約5~10%低下し、しかも、普通乗用車の約30%は空気圧が不足しているそうです。

空気圧が足りないまま走行すると、燃費が悪くなるだけでなく、ハンドリングが重く、タイヤが偏った減り方をします。
特に、ドライブなどで高速道路を走るときは空気圧が足りないとバースト(破裂)することがありますから、ガソリンスタンドなどで事前にチェックしてもらうといいでしょう。

なお、タイヤの空気圧は車のドア付近に表示されています。

表記の見方を覚えると便利

Q.サイズはどこで見るの?

①はタイヤの幅(mm)、②はタイヤの幅に対する高さの比率(%)、③はラジアルタイヤを意味するR、④はタイヤの内径(インチ) を表す

A.タイヤの側面に次のような数字が表示されています。タイヤ交換のとき、サイズがわかるとスムーズです。

使い方で選ぶタイヤの種類

Q.最近話題のエコタイヤってどんなもの?

A.エコタイヤは軽量で走行時の燃費がよく、通常タイヤと比べて3%程度走行距離が伸びるといわれています。その反面、ゴムが柔らかいため摩耗が早く、交換のサイクルが早くなります。タイヤを長持ちさせたいなら従来品、運転頻度が高く燃費を良くしたいならエコタイヤというように、使い方で選ぶことをお勧めします。

パンク修理剤

スペアタイヤの代わりにパンク修理剤を搭載する車が増えています。この修理剤は釘などを踏んだ時には一時的に穴をふさいで近場の修理工場などまで走らせることができますが、タイヤの側面が破れた時は使えません。

取材協力/セカンドラボ(浜松市南区福塚町TEL.053-441-4080)