暮らし

事故の瞬間を録画

ドライブレコーダーの選び方

(2015年4月2日号掲載)

テレビニュースの事故報道で、ドライブレコーダーの画像を目にする機会が増えてきました。ここ半年、売れ行きが急増しているというドライブレコーダーの選び方を聞きました。

衝撃の前後を記録

Q.ドライブレコーダーとは?

吸盤接着タイプなら、旅先でレンタカーに付けることも可能

A.運転中の情報を映像で記録する装置のこと。車両に衝撃が加わった前後十数秒の時刻、位置、前方映像などを記録できます。万一、事故に遭ったとき、記録した映像を保険会社や警察に提出し、採用されれば事故処理はスムーズになります。特に深夜など目撃者がいない場合は、重要な参考資料となる可能性も。一方、ドライブ時に車窓風景を録画すれば、旅の思い出としても楽しめます。

ワンボディ型が圧倒的

Q.どんな形があるの?

カメラと録画機が一体になったワンボディ型

A.カメラと録画機本体が一体でフロントガラスから吊り下げる「ワンボディ型」が9割以上を占めます。ほかに小型カメラをミラーの裏側に、本体はコンソールボックスなどに付ける見た目スッキリの「セパレート型」や「ミラー一体型」、さらに後部も撮影できる「2カメラ型」もあります。価格は機能によりますが、6000円前後から5万円台まであり、売れ筋は1万円~1万5000円です。 「ワンボディ型」の中には、モニター無しの安価なものもあります。気づかないうちにカメラの向きがズレていて「必要な映像が撮れていなかった」ということもあるため、その場で映像が確かめられるモニター付きが人気です。

200万画素クラスが主流

Q.画質の選び方は?

A.前方や対向車のナンバープレートを読み取りやすくするためには、200万画素の「FULLHD」がお薦めです。ただし、鮮明に映るかどうかは画質だけでなく、レンズの性能も影響します。夜間や逆光では読み取れない場合もあるので、お店で聞いてみてください。

「Gセンサー」は必須

Q.録画時間はどのぐらい?

Gセンサーが衝撃録画データを残す

A.映像はSDカードに記録されます。常時録画の場合、メモリーがいっぱいになると古い映像を消しながら記録し続けるため、事故時の映像が消されてしまう可能性があります。これを防ぐのが「Gセンサー」。衝撃感知前後の映像データを別ファイルで自動保存してくれます。
なお、多くの機種で標準装備の4GBのSDカードは録画時間が30分程度。長時間録画設定に変える方法もありますが、画像は粗くなり読み取りにくくなります。ですから、購入時には容量の大きいSDカードを別途購入するとよいでしょう。

「GPS受信」で万全を期す

Q.ほかにあると良い機能は?

A.GPS受信ができると、走行ルートや時間、スピードなどの情報も映像と一緒に残すことができます。これにより、時間記録や走行速度なども残せるため、万一の時は証拠能力が高まります。

信号が写らないことも

Q.注意点はありますか?

A.LEDの信号機は目に見えない速度で点滅していて、1秒間の半分は「滅」の状態。この「滅」の周期に撮影のタイミングが合うと、信号の色が写らないことがあります。周期は東日本と西日本で異なるため、商品選びの際にはその点も知っておくとよいでしょう。

ズラリと並ぶドライブレコーダーは機能もさまざま
取材協力/スーパーオートバックス浜松(浜松市中区小豆餅4-16-1 TEL.053-476-2180)